(過去記事、再掲)

SAPIX6年生は、7月初旬に組分けテストがあって、そのあとは、いよいよ天王山!となりますね。

 

下記は、6月下旬の保護者会で先生から頂いたお話です。

 

「中学受験の天王山は一生に1回どうせやるなら、思いっきり楽しんで本気に取り組んでいこう!でもオーバーワークは禁物です!睡眠時間は削らないでください。どうぞ、我々に任せてください!!

 

先生も、わくわくしている、楽しみにしていそうな印象でした😊私も、いよいよ夏が来るな、よし、楽しんでいこう!!!!と思ったものです。

 

 

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そして、算数の力を上げられるのは、この夏まで、と何度もおっしゃっていました。

 

9月以降算数の力=ポテンシャルは上がらない、自分がもつ実力を出しきる得点力を上げていく時期になるそうです。得点力とは、本来できる問題を落とさない力で、ケアレスミスをしない(減らす)条件を見落とさないテストで実力を発揮するなどです。

 

※他の3教科は、9月以降も実力は上がります。とくに男子は、国語は、SSで伸びます!御三家レベルの学校は、麻布に限らず、記述力を鍛える必要があり、記述力はSSでつきます。→つきました!

 

夏期講習で、算数の土台をしっかりと固める意識で臨むと良いと思います。

 

我が家の場合、講習帰宅後の時間、翌日午前を使って、サマーサピックス(これまでの全スパイラル)毎日たんたんと反復(1回目)しました。

 

途中のお盆休み中にもう一度反復(2回目)、そして、夏期錬成終了後にさらに反復(3回目)をやりきりました。

 

2回目・3回目の反復は、全問はやらず、間違えた問題のうち、息子自身がもう一度解いておきたいと不安に思った問題だけです。

 

息子は、サマーサピックスの3回の反復で、解法力を盤石なものにして土台をしっかり固めました。その結果、8月末の夏期講習マンスリー実力テスト以降も、自己ベストを更新していきました。算数の力は、これまでの次元から、神領域に近いところまで到達したと思います。

 

 

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さて、6年生の皆さん、次は、7月組分けテストですね。

我が家は、組分け対策<平常授業の家庭学習で時間を使っていました。範囲がない組分けテストは、長期記憶の蔵出し訓練で、これまで蓄積してきた力や知識を頭から引っ張る訓練だと思って臨んでいました。

 

組分けテスト対策をしてしまうと、短期記憶で点が採れてしまい、長期記憶の蔵出し訓練にならないということです。受験本番は、長期記憶の蔵出しですからね。

 

組分けの結果で夏期講習のコースが決まるので、対策に時間をかけたいかもしれませんが、やっぱり、私は平常授業の反復を優先させることをおすすめします。その上で、組分けテスト対策はさらっとやるくらいです。これまでの穴があったとしても、夏でやりますから!!

 

とにかく夏までは、平常授業・夏期講習の反復優先で、算数の解法力を着実に身に着けていってください。

 

 

参考までこちらもどうぞ

《6年生》算数の勉強法

 

 

※そういえば・・・夏から過去問をやり始めたご家庭がありました。9月以降のリズムが崩れていくので(親の勝手な判断でお子様を巻き添えにしないように)、SAPIXのアドバイス通り、夏は最後の土台固めに徹しましょうね。