1. ママ友は中学受験において必要かどうか?
みなさんはママ友はいますか?私のここでいうママ友は保育園や小学校、塾において、子どもを介した付き合いをする母親を指します。子どものいない頃から仲の良かった友達がお互いママになったのはママ友ではなく、それは友達です。
私にはママ友がいません。休日に親子で出かける付き合いをしたり、連絡を取り合う間柄の人がいないということです。
私はママ友ゼロ、LINEもやらず、PTAにも入っていません。それでも中学受験で困ったことは一度もありません。
マウント合戦やインスタ格差などの言葉が生まれる遥か前から、ママ友によるドラブルややストレスは存在していました。フルタイムワーママの私はそれらと対峙し、直視するような時間的余裕も精神的ゆとりもありませんでした。
保育園ということもあり、登降時間もみんなバラバラで、産休育休中の人を除き、ほぼ全員働いている忙しいママさん達で、さほど深い付き合いをせずに卒園できたことはラッキーでした。
先取り学習をする上でも参考にしたのはママ友ではなく、佐藤ママとはじめとする本を出版するほど発信力や実績のある方々でした。身近なママ友の情報が参考になったことは覚えている限り皆無です。
また中学受験をする上でもママ友がいないことによる不利益を感じたことはありません。SAPIXの送迎でも丸三年間通った中で会話をするような仲になった人もいません。
SAPIXに迎えに行ったことのある方はよく見かける光景かもしれませんが、お迎えの時間は、皆それぞれ自分のことで精一杯という空気です。
ライバル視しているのではなく、お迎え後の帰宅から、夜ごはん、お風呂、今日の振り返り、就寝まで子どもをフルサポートすることに全力投球だからです。
我が家も息子が出てくる時間が数分送れるだけで乗れるバスが変わり、帰宅時間が変わってきます。全て計算に入れたうえで、寒い夜でも雨の降る中ずっと息子が出てくるのを待っています。
2. LINEやってません
つながりすぎることへのストレスは想像以上に大きいものです。LINEをやっていないと伝えればそれ以上踏み込まれませんし、仮にやっていてもやっていないと断言することは断り文句としても有効です。
感覚として私よりも一回り上の世代のママさんはやたらとLINEでつながりたがる傾向にあります。何をそんなに会話するのか不思議ですが、保育園での送迎時にひっきりなしにLINEの通知が来るのを横目にびっくりしたことがあります。
ではLINEをやっていないことによる不利益はあるのか、こちらもママ友と同様に特に感じたことがありません。
SAPIXの通知もメールで来ますし、用があれば電話がかかってきます。
3. PTAも入っていません
PTAは任意加入のため、毎年「入会しない」を選択しています。
ここで気になるのが、運動会や卒業式の際に配布される記念品をわが子だけ授与してもらえないのかという点かと思います。
息子の通う公立小学校ではPTA非会員には記念品を贈る機会がある際に都度、現金徴収のお知らせを頂いています。通常引き落としで行われる支払いを、先生を介して現金の受け渡しをするくらいが手間と言えば唯一のデメリットでしょうか?
PTAに入っていないので、役員をする資格もなく、当然役員決めからも外れます。共働きで役員を引き受けたくない我が家には願ったりかなったりです。入学して一番の懸念事項が役員だったのですが、入らずとも記念品の際はお声がけいただける優しいPTA組織に守られて、息子は特に不憫な思いもせずにほかの子と同じように記念品をもらって帰ってきます。
PTAは任意組織であり、やりたい人がやればいいのであって、誰もやらなくなったら外注するなり他のやり方があるので非会員であることが無責任とは思っていません。実際にPTA組織がない学校はいくらでもありますし、その学校が組織として崩壊しているわけではありません。
4. 一匹狼で困ったことはあるのか?
ではこのように群れずに過ごす母親は困ることがあるのかということです。
結論、特にないです。授業参観や運動会に行けば挨拶する程度の顔見知りのママさんはいますし、完全に関わりを絶っているわけではありません。ママ友と呼べる人がいないだけです。
学校で困ったことがあれば職員室へ電話をかければいいだけですし、SAPIXで困ったことがあればSAPIXへ電話をすることでしょう。ママ友に聞くという手段は選択肢として外してなんら困りません。
5. 中学受験はノイズの排除の連続
中学受験期はどうしても比較が生まれやすい環境です。成績、家庭環境、情報量、そして経済格差など、無意識のうちに優劣を感じてしまう場面もあります。それが私にとっては大きなノイズでした。
中学受験はできるだけそういったノイズを排除して勉強に全振りできる環境を作ることが戦略だと考えているので、一匹狼万歳なのです。
6. 私が一番言いたいこと|ママ友付き合いに疲れているあなたへ
群れないことは孤立ではなく、選択です。
もし今、ママ友付き合いに疲れてしまっているなら、無理に輪の中にいなくても大丈夫です。中学受験は、母親の社交力を競う場ではありません。子どもと家庭のペースを守れることのほうが、ずっと大事です。
中学受験に限らず、ママ友関係で悩んでいるあなたへ。
ママ友がいなくても、困りません。
LINEをやっていなくても、置いていかれません。
PTAに入らなくても、子どもはちゃんと育ちます。
逃げるのではなく、守るために距離を取る。
そんな選択があってもいいと、私は思っています。
