共通テスト初年度受験というのは、何年も前からわかっていたことではありましたが、これもなかなか対策が難しかったようです。ただ、コロナもそうですが、みんな条件は一緒でしたので、不安というか割り切っていました。

 

そもそも平均点を、センターの6割から共通テストは5割にする、といわれていたので、難化は当然と思っていました。東大や私大の共通テスト利用など、いままではおおよその目途があったわけですが、どのような難易度になるかわからないので、何点とったらいいのかがわからないのが正直な所でした。

とりあえず、これまではセンタ―で900点満点のところ800点、あわよくば早稲田の政経や法が共通テスト利用で受かる9割を一旦目標にして試験にのぞみました。共通テスト模試は高3で、東進では4月以降、2か月に1回はあったので、それをペースメーカーにして、何回か、駿台や河合の共通テスト模試を受けました。あまり受けすぎても意味はないと思いますが、なにしろ初めてのテストでしたから、模試を受けないことも不安ではありました。適度+αに受けたと思います。

本格的に共通テスト準備を開始したのは、11月の駿台の東大実戦模試のあとからだったと思います。駿台の講演会で、東大は2次が勝負といっても、やはり共通テストでビハインドになると合格率が極端に下がっているデータもありましたので、失敗はできないと思っていました。勉強はセンター過去問、試行テスト、模試のやり直しなどを中心に取り組んでいました。現代文がどうしても選択式は愛称が悪く、不安だったので、駿台の冬期講習で共通テスト対策を受講したりしてましたが、結果現代文はやはり足を引っ張り確か100点中70台後半。その他悪かったのが、数学で難易度の割に9割とれず、地理も得意だったのに9割とれず、英語のリスニングもいまひとつの出来。一方、英語のリーディング、古文漢文、理科基礎は上々の出来で、合計ではわずかに800点には及びませんでしたが、東大の土俵には乗ることができました(特にアドバンテージにもならず、べはインドにもならない水準。尚、英語のリーディングは良くて、ヒアリングが悪かったので、東大の共通テスト傾斜配点では800点は確保)。但し、目指していた早稲田の共通テスト利用での合格ラインには届かず、結局私大も受けざるをえなくなったのでした。本人的には不本意で、ちなみに東大の判定は各社C判定を頂きました。

とにかく1回実施されたので、次回以降は、それが大いに参考になると思いますし、実際あれだけの変化を予備校各社も予想はできていませんでしたので、今年度行われる共通テスト模試は本番に近いものになることでしょう。センターより相当分量が増えてますから、これを1日でやっていた東進なんかは、今年はどうしているんでしょう。

 

 

 

 

数学が本番では最もダメで、なんと80点満点で29点。

中学受験の際は苦手科目でしたが、実は高3では得意科目になっていました。それなりの努力を行い、対策もとっていました。たぶん高校時代に一番勉強したのは数学だったのではないだろうか。それがたった29点、4割いってないわけです。

東大模試ではむしろこの科目がけん引し、60点とることもあったのですが、、、、

文系数学はたった4問。1問完答して2問は部分点でそれぞれ半分の点を稼ぎ、最低でも合計で40点というシナリオをずっと意識してやってきたのですが、本人に言わせると完答できた問題はゼロ。とにかく各大問で部分点がいかに稼げているか、これが試験から合格発表までの不安要素となりました。

結果が良くないので参考にはなりませんが、高3にして得点源になれたのは、中3以降の青チャートでの学習と、高3から駿台の「東大文系数学」の授業を受講したことでしょうか。駿台では通年コースで受講したのはこの科目のみ。詳しくはわかりませんが、無料で受講させて頂きまして感謝しております。冬期講習や直前講習は結構受講し、恩返ししました。この「東大文系数学」、駿台が、緊急事態宣言下通塾しなくても受講できるようにと映像授業も提供してくれたことが結構大きかったようです。通塾に時間がかかることからも助かりましたが、映像だと、わからなかったらもう一度聞ける、というメリットもあり、息子はそこを評価していました。このコースは直前演習までお世話になりました。

また、下にも記載してますが、東大は確率が頻出ということで、ハッと目覚める確率は少し目覚めるきっかけになったようです。

 

受かったからいいのですが、落ちていれば、敗因は数学でした。東大文系は、英国社は各120点満点で、数学だけ80点ですが、数学は差がつきます。駿台の説明会でもそういう統計が示されたことがありました。結果が悪いのでなんも言えないんですが、大事な科目です。

 

 

 

東大入試で得点率が高かった順に書くと、英語、社会の次は国語になります。

といっても、120点満点で70点と6割できてませんのでこの点数は全体でも並の水準だと思います。

この科目は東大模試でも結構波がありました。いい時はかなりいいんですが、悪いときは結構低空を飛んでました。たぶん文章(特に現代文)によって出来が左右されていたと思います。そんな中で、古文漢文については、比較的安定していました。高校の前半から基礎固めはしっかりやっていたと思います。東大国語は、決して古文漢文は難しい問題ではないと言われているので、努力と結果は連動するはずです。しっかりと取り組めばおおよそ結果はついてくるはずです。ただ、今年の入試では息子は漢文が全然読めなかったらしく、あんな難しいのははじめて、と試験後の不安を大きくかきたてる要因になりました。実際70点というのは模試の中では低い水準で、おそらく漢文の出来が悪かったんだと思います。

国語の勉強については、現代文は東進の林先生の映像授業を高校2年の頃に2講座ほどとっていました。「高2現代文」と、「東大現代文」だったと思います。林先生どう?と聞くと、うーんまあまあかな、と言ってました。あとは過去問を東進で添削してもらっていました。この添削はそれなりに意味はあったと思います。

 

この科目は文系ではそんなに差はつかないと思いますが、やはり文章は現代文(文系は現代文2問)はにそれなりに難解ですから、過去問や模試などで、一定の量はこなしておくことをおすすめします。やはり基本記述ですので、添削してもらうにこしたことはないと思います。

地道な努力や文章との接触量がものをいう科目で、急にできるようになる科目ではありませんので、早くからコツコツやっておくといいと思います。一応テクニックもあるんでしょうが、王道はない、というのが私の考えです。この科目(特に現代文)は、学校の授業でまだ終わっていない、とか習っていない、なんてことはない科目ですから、高2でも、その気があれば過去問にも取り組めると思います。うちはそこまではやってなかったですが、問題は解く必要はないかもしれませんが、課題文は読んでみてもいいかもしれません。

 

 

 

 

前回英語について書いているので、全科目取り上げてみたいと思います。

今回は、東大入試で、英語についで得点率の高かった社会です。2科目計120点満点の所、72点とれました。ちょうど6割ですが、これも少しアドバンテージになったと思います。息子は中学受験のときから社会は得意でした。好きだったという表現が適切かもしれません。ただ、中学受験の社会は基本暗記が多いと思いますが、東大では総合力(知識力、思考力、記述力)が問われます。早稲田や慶応は知識ウェイトがほとんどのようですので、これらの社会受験はしませんでした。全く準備が違うと思います。それとなんといっても東大社会でしんどいのは、日本史、世界史、地理の中から2科目受験しなければいけないことでしょう。これは特に現役生にはしんどいですね。逆に得意なら差をつけることもできるのですが。一橋は1科目、たしか京大も1科目で良かったような気がします。社会2科目がしんどくて一橋に流れるケースもあると聞きます。うちは中高一貫校ではありましたが、2科目目の学校の授業が終わったのは秋だったようで、自分での先取り学習もしていました。

 

息子は、日本史と地理を選択してました。特に有利な組み合わせはないと思います。極端に科目によって難易度が異なる場合は、得点の調整(採点を甘くする)もあるようですので、高校の授業との兼ね合いや好きな順に選ぶしかないと思います。うちは前者。問題も、各科目で特徴が異なります。地理や世界史は少し知識問題もあります。日本史はひたすら記述のみ。世界史は相当の字数の記述もあります。全体的に記述がほとんどですので、そうした対策が求められます。

息子がやっていたのは、教科書中心の勉強(たまに電車で見掛けると、日本史の教科書をながめてました)、記述は過去問・Z会の東大対策コースで演習を重ねていました。過去問は東進の過去問演習講座で添削をしてもらってました。地理は丁寧な添削でした。日本史は東進の添削がひどかったので、息子は学校の先生に見て頂いていました。直前の2月まで、個別に丁寧にご指導くださり感謝しています。大勢が東大を受ける学校ではここまでは無理だったと思います。東大とはいっても、あくまで教科書を逸脱した問題はでないので、教科書をベースに取り組んでいました。

現役生は秋から社会の猛ダッシュをかけるケースが多いようですが、他の科目もありますから、とにかく早い準備にこしたことはありません。夏の東大模試でも、少なくとも1科目は合格点を勝ち取るぐらいの準備は必要だと思います。

 

ちなみに、親のくせに少し詳しいと思われていまうかもしれませんが、私は傍観していただけで、特に指導も口出しもしていません。ただ、正直に言うと、私も受けて落ちたことがあるので、少々詳しいだけです。もっとも私の場合は完敗でしたが、、、

 

 

 

 

 

英語については、中学以降、ずっと教科書中心に勉強していました。

NHKのラジオ講座(中1の「基礎英語」以降、高1までその続編)をCDで取り組んでいました。

高校生になって、少々物足りなくなり、どこかで受験対策をしてくれるところがないかと探していた所、学校の先輩に薦められてとある英語が有名な塾に体験で行き、そのまま入塾しました。英語のみ受講です。高1の冬だったと思います。少人数の塾のため、ここに名前を載せられなくて申し訳ないです。息子は高3の2月の直前講習まで英語はここのみでした。全科目を通じて中学入学以降、初めての塾通いでした。

前回書きましたが、高2の秋の東大実戦模試で7割とれたのも、ここのお陰だったと思います。最終的な東大の入試の際には、緊張とプレッシャーのためか、初めて英語の試験の途中でパニックになった、と心配させましたが、入試の結果は120点満点で80点と英数国社の中では最も得点率の高い科目でした。

東大英語は、みんな出来るので差がつきにくいのですが、逆にいうと、これができないと大きなハンデとなってしまいます。80点というのは、決してすごくいいわけではないのですが、少しアドバンテージにはなる点ではあったと思います。東大模試では60点から最高は90点と安定しませんでしたが、最終的には良かったと思います。文系では70点が一つの目安でしょう。

とにかく東大英語は量が多いです。一方語彙力は早慶のほうが難しいと聞きます。求められるのは速読力と正確な文法、英作力のようです。要約問題や英作問題などは、どなたかに添削頂くことが実力アップの近道でしょう(うちはその塾でした)。解く順番も諸説あるようですが、何度かいろいろ試してみて、本人にあった順番で取り組んだらいいと思います。

塾の方針もあり、東大の英語過去問は直近の1年分しかやりませんでした(ヒアリングの過去問はもう少しやっていたと思いますが)。そんなんでいいのか不安でしたが、受かったのでよしとするしかありません。このことは、薦められることなのかは疑問です。駿台の統計を見ても、1年しかやっていないという人は殆どいません。うちは模試をたくさん受けたので1年でもよかったのかもしれません。

 

せっかく身についた英語力が、父のように大学受験時が生涯のマックスとならないよう、TOEICなど、定期的に受けるようにしたら、とアドバイスしていますが、今の所、「大学でも英語の授業あるから」と受ける気配は全くありません。