進撃のさぴ村~Attack on Sapimura~ -2ページ目

進撃のさぴ村~Attack on Sapimura~

つまらないですが、見ていってください。
腐女子のブログです。学生やってます。


最近、彼が異様に構ってくれなくなった。
悲しくなった私は彼の一日の行動を見ることにした。
まず、私が起きる前には必ず起きている。いつものことだ。
朝の支度を終わらせたら、彼は仕事に出かける。そこまではいいのだが、そのあとだ。
夜の帰りが遅すぎる。
いつもは夜の7:00に帰ってくるのだが、何故か最近は10:00に帰ってくることが多くなった。
可笑しい。他の女でも作ったのか?
私は彼の携帯を見ることにした。
今日は幸いなことに彼の携帯は家に置きっぱなしだった。
開いてメールボックスを見ようとホームに移ろうとするが、暗証番号が掛かっていて開かない。

(彼の誕生日かな…)

私は1225と入れてみた。だが、開かない。もしかして、他の女の誕生日!?
私は適当に入れてみた。
だが一向に開かない。もしものことだが、私の誕生日だったりして…

私は0210と入れてみた。
すると、開いた。
嬉しすぎた。彼は私のことを置いてきぼりにしてない。
涙が出てきて前が霞んで見えなかった。
そうして少し経つと、私の携帯が鳴った。彼だ。その着信音は彼だけに設定しておいたメロディー。
私のお気に入りの曲だ。

急いで携帯を開くとメールが来てて、こう書かれていた。

{外を見ろ}

真冬の2月だというのに一体なんだと言うのだ。
窓を開けて外を見るとイルミネーションで[誕生日おめでとう]とあった。
思い出したが、今日は私の誕生日だった。2月10日。
そのイルミネーションと共に幼馴染みの顔もあったり、学生時代の旧友や、彼の同僚や彼もいた。
私はコートを羽織り、外に出る。

「誕生日おめでとう、ミカサ!」

みんなに言われた。
嬉しすぎて涙が出た。さっきも出たのにまた出ている。枯れないのかと思う。
不意にギュッと誰かの温もりに包まれた。

「リヴァイ…」
「おめでとう、ミカサ」

愛しの貴方が、微笑む。

「最近、貴方の帰りが遅いので浮気でもしているのかと思った…」
「違ぇよ。エレンやアルミンやお前の旧友、ハンジたちと一緒にお前への誕生日サプライズを考えてたんだよ。でも、帰りが遅くなって悪かった。心配かけさせてすまない」
「………ずるい、貴方はずるい」

抱き締める力を強めた。

「お前みたいな綺麗で美人な奴がいんのに、放って他の女作るわけねぇだろ」
「………馬鹿///」
「愛してる」
「………私のほうが貴方より愛してる」
「じゃあ、愛してる愛してる愛してる」
「わ…私のほうが愛してる愛してる愛してる愛してる」
「チッ、愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる!!」
「~~~っ!」

なんの張り合いをしているのだろう。思わず笑いそうになる。

「もう、そこまでぇ!この馬鹿夫婦!せっかくのケーキ私が食べちゃうよ~!」
「おい、クソメガネ!」

リヴァイはハンジさんに怒鳴ってから私に向き直る。

「行くぞ、手ェ貸せ」

私は片手を差し出した。
リヴァイは私の手をとって歩きだした。私もつられてついていく。

後ろからはエレン、アルミン、アニやサシャ、ジャンたちが着いてきていた。

────みんな、ありがとう。


それは、誤解から生まれた幸せ