アフェア 情事の行方、5話まで観ました。
決して今までが面白くなかったわけじゃないけど、
5話まできて、ようやく話が動きかけてきたというか、
すべてのシーンに目が離せなくなってきました。
ネタバレご注意ください。
1~4話までは、ノアとアリソンがアブない関係になっていく過程が、
かなりスローテンポで、しかもそれぞれの目線から語られてたので、
若干退屈ではありました。
不倫ドラマっていうのは往々にして
「なんでこんなオヤジが?」って思ってしまうもの。
今回も私はルックスだけでその呪縛に引っかかってしまい、
アリソンがこのノアという冴えないオヤジに惹かれることに共感できなかった
(たぶん、彼はイケメン中年の部類に入るのでしょうが……)
コールっていうステキな旦那がいるのにね。
アリソンの心の闇とコールの真意
1話目のノアの回想では、コールがDV夫であるかのような仄めかしをしてたけど、
そうではありませんでした。
むしろ息子を亡くして傷心のアリソンに充分な気遣いをしてるように見える。
何かを無理強いするでもなく、アリソンの心の傷が癒えるのをじっと待ってる。
うわべだけ見ると、神対応にさえ見えるんだけど?
そういえば、5話でサーフィンを見に来ないかと誘うコールに
アリソンが寝不足だからもう2,3時間寝たいと言ったシーンがありましたね。
コールが忘れ物を取りに来たら、妻はいそいそとオシャレしてる。
問いつめることなく「似合ってるよ」と言ったのは気遣い?それともあきらめ?
あれだけで不倫を察したとも思えないし。
じつは、コールの心はとっくに離れちゃってるのかな?
とにかく、アリソンに対するコールの真意は、
まだまだ見えていない気がします。
アリソンは母親という厄介な問題をかかえてることもわかりました。
この母親が、コールの一家とはかなり折り合いが悪いようで、
今後の悩みの種ですね。
ノアのストレス
きれいな奥さんと反抗期のティーンエイジャーを含め4人の子がいる
ごく平凡な中年オヤジ。
これまで妻としか付き合ったことのない品行方正な男だったわけですが、
ここへきて彼にもいろいろなストレスがあることがわかってきましたね。
キョーレツなのはやはり舅、姑ですね~。
「私たちのお金で孫は私立高に行けてる」と堂々と言い放つ姑
キャリアのことでじわじわとプレッシャーをかけてくるベストセラー作家の舅。
味方であるはずの妻ヘレンでさえ、ときには両親の肩を持つ。
それが明確な形で表れたのがホィットニーのツイッターでのいじめ事件でした。
いじめられた友達が自殺未遂までしたのに、舅姑は金で片をつけようとする。
「信じられない!」と呆れて言い返すノアに、
ヘレンは大げさに反応しないでと逆に非難します。
悪いことをしたんだからと、ホィットニーを諭し、友達の家に謝らせに行かせたのは
親としてマルだったけど、
「罰として明日ブルックリンに帰る」とヘレンが言ったとき、
わかりやすく慌てふためいたノアは、笑えましたね~。
夫として父親として、そして駆け出しの作家として威厳を保とうとしてるけど、
要はコンプレックスの塊なんでしょうね、ノアって。
だから、支えてないと倒れてしまいそうなアリソンにどんどん惹かれていってしまう。
このヘンの心の動きはうん、納得できるわ。
そして事件とは――
2人が聴取されてるのは、誰が死んだからなのか不明だったけど、
5話でそれがコールの弟スコッティだとわかりました。
スコッティの怪しい動きはちょこちょこと気にはなってたけど、
「轢かれた」って言葉が出てきたから、
まだ事故か事件かはっきりしてないんですね。
スコッティと何やら関係してたのはオスカー。
このオスカーという男も謎ですね。
いったい何を企んでるのか。
アリソンは明らかにオスカーを毛嫌いしてるようだし、
だったら何故あの店をとっとと辞めないのかとも思うし。
オスカーはノアとアリソンの関係に気づいてるようで、
わざわざそれをヘレンに仄めかしに家まで押しかけてきました。
まあ、ヘレンも完全に夫の不貞に気づいてしまったら
別の修羅場展開になってしまうから
こっからどんなふうにサスペンスになっていくのか気になりますね。
次話が楽しみです。
吹替版でさっさと見ちゃおうかな~
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