性犯罪特捜班が久々に面白かったので 書きます。
ゲストはデスパレートな妻たちブリー役のマルシア・クロス
ネタバレご注意ください。
今回の16話は、SVUオハコの「真実は見かけとは違っていた」という
大どんでん返しの脚本。
こういうの大好きです
マルシア・クロスの役どころは、80歳著名小説家の6度目の若き妻シャーメイン。
認知症と心臓病を患っている夫ブリッグスに密かにED治療薬を飲ませ、
無理やり性行為におよんでいたというレイプ容疑の申し立てが、
2人の継娘によって起こされる。
ブリッグスの莫大な遺産は、二人の娘と妻に等分されるが、
シャーメインは遺産の取り分を狙って、もう一人の子の妊娠を謀っているとの訴えだ。
認知症の夫にバイアグラ飲ませて性行為するのはレイプにあたる、との解釈は
いかにもSVUらしいストーリー
ブリー……ではなく赤毛の美人妻シャーメインは、いかにもそんなことを
やってのけそうな女に見える。
妻の権利を主張して、義理の娘たちが父親に会うのを阻止。
心臓発作で運ばれた病院から無理やり連れだし、
タクシーと自家用ジェットでカナダへ運ぼうとしてるところを
裁判所命令で連行される。
結局、ブリッグスは裁判を待たずに死去するが、
検死の結果、なんとその遺体には「電極棒による電気刺激射精」が行われた形跡。
死後の精子を採取する業者がいるっていうんですね~ほんまかいな
とにかく、そんなわけで第2級故殺罪で訴追され、
マスコミは「死の床で射精」なんてまがまがしい見出しで騒ぎ立てる。
シャーメインのおぞましい行為が有罪となって終わりと思いきや、
裁判中に関係者の携帯が鳴り――。
結局、見かけとは違う真相があきらかになるわけですが、
今回はなかなか興味深い展開でした。
本筋とは別に気になるのは、オリビアが養子手続きをしてるノアの件。
先週のエピで久しぶりに検死官のワーナーが登場し、
少女売買の総元締めとして逮捕されたジョニーDが
DNA鑑定の結果ノアの父親であるとオリビアに伝える。
今後のノアの成長にどうかかわってくるのか気になるところ。
それと、今回のエピソードで初めて検事補バーバの身内が登場しました。
年恰好から見て姉かと思いきや、お母さん。
ハンニバルのチルトン博士とはまた違った誠実な検事役がいいですね。
私生活を描きだすということは、レギュラー定着組としてはいい傾向なんですけどね、
本筋の脚本も、以前のような意外性、独創性で頑張ってほしいです。
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