『ルパン三世』シリーズのヒロイン、峰不二子は、日本のアニメ史において元祖・魔性の女としてすごく有名ですね。
​彼女の魅力や特徴はいくつかありますが、謎に包まれたプロフィール、​不二子の最大の武器はそのミステリアスさです。
​国籍・正体は不明ですが、作品によって北海道出身という設定が出たこともあります。しかし基本的には過去や素性は謎に包まれています。
​職業は、泥棒・詐欺師・スパイ、時には殺し屋や女実業家と目的のためにあらゆる顔を使い分けます。
​ルパンとの関係は、敵でもあり、味方でもあり、恋人でもあり、付かず離れずの距離を保ち、最後にはお宝を独り占めしてルパンを出し抜くのがお約束のパターンですね。
​また、その卓越した能力は、​単なるセクシーな女性キャラクターではなく、ルパンに引けを取らないプロフェッショナルです。
​格闘と射撃は、重火器から小型拳銃(ブローニングM1910が有名)まで使いこなし、格闘術も一流です。
​変装術は、ルパン同様、他人に成りすます変装の名手です。
​運転技術は、バイクから大型ヘリ、戦闘機まで難なく操ります。特にライダースーツでバイクを駆る姿は彼女の象徴的なスタイルの一つです。

​シリーズによる性格の変化
​1971年のTV第1シリーズから現在まで、時代に合わせてキャラクター性も進化しています。
​初期(緑ジャケット版)クールで冷酷、時には裏切りも辞さない「大人の女性」の香りが強い。
​中期(赤ジャケット版)少しコメディタッチな面も増え、ルパンとの掛け合いがより強調されるようになりました。
​近年のスピンオフ(『LUPIN the Third -峰不二子という女-』など)彼女自身の孤独や、よりハードで退廃的な側面が描かれることもあります。
​彼女は、自分の欲望(特にお金や宝石)に非常に正直でありながら、どこか憎めない気高さを持っているのが、時代を超えて愛される理由かもしれませんね。