1867年に起きた近江屋事件。坂本龍馬達が暗殺された事件として有名ですが、謎も多い事件でもありますよね。首謀者がはっきりしてない点もそのひとつです。
現在有力なものとされてるのが
京都見廻組説です。
見廻組隊士だった今井信郎が箱館戦争で降伏し、囚われていたところ、新選組隊士であった大石鍬次郎や横倉甚五郎らの、犯人は見廻組であるという供述により、今井も近江屋事件について取調べを受けた。その際今井は、坂本・中岡暗殺に関与したと自白し、裁判により禁固刑となった。という経緯があるからですが、当時は、半ば拷問的なものもあったので本当の自白だったのか?を考えると・・・
新選組犯行説もありますが、これだとあえて謎にする必要があるのか?を考えると微妙だと思います。
外国陰謀説は、余りにも突拍子もないことだと思います。
紀州藩士報復説や薩摩藩陰謀説もありますが、これも気なくない感じがします。
土佐藩説もあります。
実は、個人的にこれがそうなのではないだろうか?と睨んでます。
一時は脱藩。そして、また戻ってきたものの、脱藩は死罪にも値する行為ですから、当然それを快く思ってない人物がいても当然でしょう。その中に後藤象二郎という人物かいます。後藤は龍馬のアイデアをとことん盗んで自分のものしていました。ただ完全犯罪なので証拠は当時はありませんでしたが・・・心情的には??
まぁ、人道的ではないと言われればそれまでですが、人道的でない時代でもあったのは事実ですし。多くの陰謀説を考えると、自分たちの実行をごまかすために流したのでは?とどうしても考えてしますのです。