私はいつも現在進行形

私はいつも現在進行形

mtfトランスジェンダー、さおりの目覚めから活動までを書き綴って行きます。

こんにちわ!

沙織です。

梅雨、嫌ですねー

暑くてムシムシするし、暑いのか寒いのか分からないような…気がつけば汗ダクみたいなー

私は営業職なので、スーツで外回りしているので尚更感じます。


さて、本日は格差について。

最近、ニュースやワイドショーなんかでよく使われる、格差社会というワード。

主に、収入に関して使われがちですが、私のようなトランスジェンダーの中の年代でも、格差が生じていると痛感するような出来事があったので紹介させて頂きます。


例えば私のような40代。

体の性別と心の性別に違和感を感じる、いわゆる性同一性障害、今は性別違和でしたっけ?

間違ってたらすみません。

そう、その昔性同一性障害と言われた人に対する法律、いわゆる性同一性障害特例法が制定されたのが、平成15年7月16日。

その前後に生まれる、若しくは成人しているか否かで、大きな格差が生じていると痛感しています。

どういう格差かと言うと、私のような社会に出て働いていた年代は自身の性別の違和感に対して中々カムアウトすることが難しく、ましてや親世代の理解もなかったので、当時は水商売や風俗で働き、性別適合手術をタイでする、みたいな事が当たり前な状態でした。

ネットも今のように普及していなかった為、情報も少なく遅かったので、今のような在職トランスみたいな事は考えられなかったですね。

※トランス=性別移行

その為、二次性徴が全て終わり、30代若しくはそれ以上の年になってからトランスを開始する熟年トランスです。

幼い頃から違和感に悩まされつつ、幼少期をすごし、LGBTの社会現象とまで言われる今、やっと、正直に自身の性別と向き合い、生きる方が少しづつ増えています。

ところが、法律制定時に小学生や中学生の年代の方で性別に違和感を感じていた年代は、ある程度親の理解もあり、20歳前後にホルモン投与や性別適合手術を受けてる人が多く、若くて綺麗で二次性徴も完全に終わってなかった時にトランスしているため、水商売や風俗を経験することなく、普通に女性として、働いたり、性別変更して結婚している方などが多くいます。

ところが、法律制定時に成人しているかたのおおくが、家庭的な事情や、経済的な事情で、性別適合手術を受けられなかったり、在職中トランスが原因の解雇やパワハラで無職になってしまったり、再就職に失敗して生活保護になったり、やむえなく水商売で生計を立てる方が多くいます。

もちろん、理解のある会社にめぐり逢い、立派に働いていたり、在職トランスを理解されて、お昼に働かれている方も居ます。

今、問題なのは親の理解で早期に性別移行された方と、在職トランスや熟年トランスされた方との間で、性別適合手術いわゆるSRSを受けているか、性別を社会的に変更出来ているかどうかで大きな溝が生じて、格差になっていると色々な年代のトランスジェンダーの方と色々お話して、感じました。

私自身、今は理解ある会社と同僚や先輩に恵まれ女性社員として働いていますが、39歳の時にトランスが原因で、失職してアルバイトや水商売をしていました。40代での水商売は体にも精神的にも負担が大きく、一時は生活困窮で、生活保護の手前まで見た経験もあります。

ところが、25歳くらいで、学生時代にSRSを済ませて、現在結婚されているような方から見れば、何してんの?とかSRSも済ませていないくせにみたいな発言が目立ち、ネット上で口論になってしまったこともありました。

原因は私が、熟年トランスの方にSRSをしていないことを引け目に感じた発言があった為、SRSを受けることの費用対効果、SRS有りきでは無い生き方の例や、SRSを受けなくても楽しめる方法等の話をした時です。

それまでは年代問わず、色々話したり、悩みを聞いたり、私が知る限りの情報を提供していましたが、その事をきっかけに大きな溝が出来ていることに気づき、年代格差が生じていると感じました。

どちらが悪いとか正しいという訳では無いので、仕方ないことかもしれませんが、SRSと性別変更有りきで、埋没して社会的に女性としていきることができて、SRSを諸事情で受けることが出来ないだけで、社会の表舞台や王道を外れ、裏街道をひっそり隠れて生きなくては行けないのは私は絶対に間違っていると思います。

誰もが楽しく幸せに生きることは基本的人権の指標にもあるように、誰にも与えられた権利です。

私はSRSこそ、諸事情で受けてませんので、後者ですが、理解ある友人や同僚や先輩に恵まれているので、格差について強く違和感を感じました。


色々な考え方あるとは思いますが、もう一度考えて見直して欲しいと思います。

様々なご意見、有りましたらコメント頂けたら幸いです。