震災を伝える「語り部」さん | 魂の約束を生きて新しい調和の地球へ☆レインボーアーティスト たみのともみ

魂の約束を生きて新しい調和の地球へ☆レインボーアーティスト たみのともみ

表現を通して他人軸から魂軸へ変容促し
魂からの圧倒的喜び溢れる人生に✨
波動共鳴映画「アイノオト」監督
「ありえない」方法での映画、舞台創造
見えない世界を表現する絵画
全国一万人以上にアート提供
著書2万部

先日の読売新聞の記事をみて、長田にある「まちコミュニケーション」さんからご連絡いただきました。

「まちコミュニケーション」さんは阪神淡路大震災の体験を語りついでいこうと、語り部さんたちが震災学習にきた学生さんなどに自身の体験をお話される活動などを行ってらっしゃいます。

カメラマン井上理絵ちゃんと共に活動している「絆プロジェクト~17年の神戸のあしあと~」に協力できないか、というありがたいお申し出でしたしょぼん

昨日ちょうど震災学習に来た中学生に語り部さんたちがお話される、ということで私も見学に行かせていただきました。

昨日は4人の語り部さんたちがそれぞれに自身の体験をお話されていました。

10年経営したお店も家もすべて燃えてしまった方。

建物の下敷きになって助けを求めている人が目の前に居るのに、火が迫ってきていて助けられなかった後悔…。

震災で会社が燃えてしまい、一億円近い商品が灰になってしまったけれど、従業員の想いを受け止め会社を再建した社長さん…。

今はおだやかに話しておられる胸の中にどんな悲しみや悔しさがあったかと思うと…私も色んな想いがこみ上げてきました。

そこを乗り越えて歩んできた方々の言葉は、すごく重くって、でも「本当に大切なこと」を教えてもらった気がします。

私は震災から五年後に長田に住んだのですが、本当に何もわかってなかったな…と思いました。

知識として「知る」のと、感じて「わかる」のは大きな違い。

昨日来ていた学生さんも震災後に生まれた子たち。

まだまだピンと来ないこともあるかもしれませんが、地震だけではなく、将来もしも何か壁にぶち当たった時に、大きな大きな壁を乗り越えてきた人の話を聞いたことを思い出してくれたらなぁ…と思いました。

私たちがやろうとしている企画展も、神戸や東北だけじゃなくて、いろんな場所のいろんな世代の人に見て感じてほしい!

やっぱり生きていたら色々ある。

もちろん、今でもあの日を恨んで生きている人も沢山いると思う…。

だけど、それでも「生きる」ことをあきらめなかったということが一番すごいことだと思う。

自然の力に人間はかなわない。

だけど、人間は負けない。


私もまだまだこれから勉強です。

100人の取材が終わるころにやっと、何か私の中で「わかる」気がしています。

お声かけいただいたまちコミュニケーションさま、貴重な機会をありがとうございました!