お久しぶりです。

書きたいことたくさんあります。

嬉しかったこと、悲しかったこと、怒りの感情。

しかし、なかなか書けず。

ブログも読む方で終わってしまいます。

しかし、

けーくんのいた病院に行ってきたことは

書きたいので書かせてもらいます

けーくんが退院した時、

けーくんの主治医に

『お子さんを亡くされたご両親と3ヶ月後くらいにいつもお話させてもらうんです』

と8月中旬に診察予約しました。

主治医の話だと、

3ヶ月くらい経つと気分が落ち込む方が多いそうで、

是非来てほしいとのことでした。

診察代はいりませんので、

と主治医独自の取り組みみたいです。

主治医は本当に素晴らしい方で、

いつもニコニコしていて、

小さくて可愛いらしい先生なのですが、

厳しいこともきちんと話してくれます。

賢く、字が綺麗✨

同じ女性として尊敬します。

NICUの看護師さんの話だと、

365日中、300日働かれてるとの話でした。

NICUだと緊急で具合の悪い子達がたくさんいるのでしょう、

休日に面会に行くと、よくパソコンに向かう先生を見ました。

うちの旦那も、同じ医師としてとても尊敬しています。

けーくんの最後の診察で、

先生が、

『けーくんの心臓の音が聞こえません』

と私をじっと見つめ、悲しい笑顔で言いました。

あの顔を何度も思い出します。

そして涙が溢れます。

きっとあんなに悲しい笑顔は一生忘れないでしょう。

さて、診察の話に戻ります。

午前中仕事に行き、

午後有休をもらい、

百貨店で菓子折りを悩んで悩んで

福砂屋の五三焼き、

ヨックモックのシガールセットを

山のように買いました。

病院でお世話になった方々へのお礼として。

そして、けーくんが退院した時、

担当看護師さんと会えなかったので、

翌々日に電話をし、

前に看護師さんたちがデジカメの調子が悪いとよく話していましたので、

けーくんによくして頂いたお礼に、デジカメを贈りたいと伝えました。

NICUではデジカメで撮った写真を日誌に貼ってコメントも書いてくれます。

しかし、大学病院なので受け取れないとのことで、

寄附金のお話をいただきました。

けーくん名義で寄附させていただきました。

誰かの何かとなればいいなぁと思います。

けーくんベア、菓子折りを両手に抱え

入院するレベルの大荷物。

けーくんのいた病院へ。

思い出しますよね、

駐車場からNICUへの道のりを歩きながら、

涙を堪えました。

あぁ、通ったなぁー

もう本当に会えないんだなぁー

けーくんのいた病院は旦那の勤務先でもあるので、

小児科の外来で待ち合わせしました。

外来を待っていると、

受付の方に

『看護師さんから』

と袋を渡されました。

中身は↓

・けーくんへの先生や看護師さんたちからの寄書き

・担当看護師さんからの私達夫婦への手紙

・担当看護師さんからの長男きーちゃんへの手紙でした。

びっくりして

外来診察を待つ間に開いちゃいました。

そして、

すぐ閉じました。

みなさんからのけーくんへの愛が溢れていて

泣いちゃいました

こりゃ今開いたらだめだと。

診察室に呼ばれ、

主治医と担当看護師さんが笑顔で迎えてくれました。

1時間くらい話をしました。

ただただ、

けーくんが退院したことを悲しんでくださり、

私達家族の心配をしてくれていました。

私はほぼ泣いちゃいました。

診察が終わる前に

染色体異常の話になりました。

染色体異常の子を出産した方々みなさんに話してるということです。

もし次妊娠しても、遺伝的なものではないので、

確率は一般の人と同じですとのことでした。

また赤ちゃんを抱っこしたいです。

でも、

やっぱり妊娠するのが怖いんです。

こんなに早く別れの日がくるなんて、

もう耐えれないです。

でも、けーくんを可愛がって、今はけーくんベアを可愛がる姿を見ると、

きーちゃんに兄弟をつくってあげたい。

そう思います。

緊急帝王切開だったので、1年は妊活ができません。

のんびり考えようとは思っています。

最後に先生が

『赤ちゃんは私の知らないところで生まれて、退院してくれるのが一番いいんです。』

と言い、ちょっぴり会えないのは寂しいけど、

そうだよなぁと思いました。

お礼を伝え、福砂屋を渡して退室しました。

福砂屋のカステラおいしいですよね❤

診察が終わり、

NICU、小児外科、産科に挨拶に行きました。

NICUでは看護師さん3人出てきてくれて、

けーくんの話に花が咲きました。

私は旦那やきーちゃん、母、兄以外とはあまりけーくんの話をしません。

なので嬉しかったです。

けーくんの洋服で何が好きか、

けーくんのどの表情が好きかと

たくさんお話しました。

またいつでも話しに来てくださいと言ってもらいました。

小児外科では、けーくんの外科的処置をたくさんしてもらいました。

プチバトーの洋服を着てると、

『こんなサイズあるんだね、可愛いね』

とよく褒められたそうです。

プチバトーを着るけーくん

↑ウインクしちゃうよ❤

↑きーちゃんのおもちゃと寝ちゃうよ

今もけーくんベアが着てます

↑お兄ちゃんに日々ワチャワチャされてます

産科でも、良くしてもらいました。

不安で眠れない私の話を聞いてくれたり、

ずっと個室にいさせてくれたり、

アロマの入った足湯をさせてくれたり。

ちょうど担当看護師さんがいて良かったです。

そして帰り道はみなさんの優しさを感じ、けーくんを思い泣きました。

最近は割りと落ち着いてきていたので、

久しぶりにあんなに泣きました

もしまた妊娠できたら、同じ病室にお世話になりたいと思います。

両親の3ヶ月後の診察