譜読みの方法について♪ | 徳本早織のフルート日記♪

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フルート奏者 徳本早織のブログです。



こんばんは(^^)


吹奏楽や、お稽古事などで楽器をしている方なら「楽譜を読む」ということをされていると思うのですが、



知っている曲、音源のある曲ならなんとかなるにしても、

「知らない曲」についてはどうやって譜読みをしていますか?





今日は吹奏楽部の仲良し2人組でレッスンに来てくれている生徒ちゃん達に話した、
「譜読みの方法」について、
以前からずっと取り入れてるのですが、劇的な効果を改めて感じたのでアップします!




結論から言います。
「ビートが入るところ(拍子の表拍の部分)に線を引きましょう♪」

こんな感じ。

{7EF62D7F-B32E-4D7F-AE81-7C1D376D4438:01}


合奏中、どこを吹いているかわからなくなったり(落ちるといいます)する方にはこれはかなり効果的だと思います。




たとえ吹けなくなっても「頭ではちゃんと追いついていて、読めている状態」であれば、わけがわかっているので練習のしがいがあると思います。





でも、もう落ちちゃったら手も足もでず、わけわからん状態になるのが一番辛いと思います。




まず基本的なことですが、
4/4拍子の曲は、1小節に4分音符が4つ入ります。
6/8拍子では1小節に8分音符が6つ、
3/4拍子では1小節に4分音符が3つ入ります。
(分母が何分音符かで分子が何個入るか)




そしてこちらの簡単なルールも頭にいれておいてほしいです。

{AF9B8E7A-12B1-4387-A343-8BCE2426D7AF:01}

4分音符1つ分は8分音符2つ分。
8分音符1つ分は16分音符2つ分。
ということは
4分音符1つ分は16分音符4つ分。

このへんは算数ですね。
休符でも同じことです。

{95D2C455-0799-426E-B33F-14FDCF9592D5:01}



まずは私がちゃーっと説明しながら線を書いて、
そして自分で実際に拍が入るところに線を書いてもらいます。
シンコペーションや付点のリズム、タイなどのところは要注意です。


シンコペーション※4/4の場合
{914905C0-D0E1-4576-9F53-3EDB05426AF1:01}


付点のリズム
付点の点は元の音符の長さの半分の長さです。
{AC7D3E21-9AB5-49A5-A484-234F7958F176:01}

3連符
{77F47F57-FD4E-41B9-8D60-82780A986BDA:01}


タイ
{9FB32970-A75F-4ADB-B132-BD58E054C4DE:01}


などなど。。



それができたら実際に指揮を振りながら、もしくは手を叩きながら歌ってみます。
(余裕があれば、メトロノームにあわせてフルートの指をしながらドレミの階名で歌えば一石二鳥です)

そして歌った通りに吹いてみます♪




これでわけわからん状態だった生徒ちゃんにも希望の光が!(((o(*゚▽゚*)o)))
「もう線引かな無理や!!」って言うてました 笑


これで合奏ももっともっと楽しくなると思います♪
慣れたら線なんて引かなくても勝手に読めるようになります(^^)♪



この方法はずーっと前からレッスンに取り入れていたし、私自身今でも専門のややこしい曲には使っています。



ピアノも習ったこともなく、楽器未経験で全く楽譜が読めない状態からスタートした生徒さんも、この方法でリズムについてはかなり読めるようになりました(^^)



ぜひお困りの方は試してみてください(^^)


ではまた(^^)



出張レッスンします♪↓↓