こんばんは(^^)
吹奏楽や、お稽古事などで楽器をしている方なら「楽譜を読む」ということをされていると思うのですが、
知っている曲、音源のある曲ならなんとかなるにしても、
「知らない曲」についてはどうやって譜読みをしていますか?
今日は吹奏楽部の仲良し2人組でレッスンに来てくれている生徒ちゃん達に話した、
「譜読みの方法」について、
以前からずっと取り入れてるのですが、劇的な効果を改めて感じたのでアップします!
結論から言います。
「ビートが入るところ(拍子の表拍の部分)に線を引きましょう♪」
こんな感じ。
合奏中、どこを吹いているかわからなくなったり(落ちるといいます)する方にはこれはかなり効果的だと思います。
たとえ吹けなくなっても「頭ではちゃんと追いついていて、読めている状態」であれば、わけがわかっているので練習のしがいがあると思います。
でも、もう落ちちゃったら手も足もでず、わけわからん状態になるのが一番辛いと思います。
まず基本的なことですが、
4/4拍子の曲は、1小節に4分音符が4つ入ります。
6/8拍子では1小節に8分音符が6つ、
3/4拍子では1小節に4分音符が3つ入ります。
(分母が何分音符かで分子が何個入るか)
そしてこちらの簡単なルールも頭にいれておいてほしいです。
4分音符1つ分は8分音符2つ分。
8分音符1つ分は16分音符2つ分。
ということは
4分音符1つ分は16分音符4つ分。
このへんは算数ですね。
休符でも同じことです。
まずは私がちゃーっと説明しながら線を書いて、
そして自分で実際に拍が入るところに線を書いてもらいます。
シンコペーションや付点のリズム、タイなどのところは要注意です。
シンコペーション※4/4の場合
付点のリズム
付点の点は元の音符の長さの半分の長さです。
3連符
タイ
などなど。。
それができたら実際に指揮を振りながら、もしくは手を叩きながら歌ってみます。
(余裕があれば、メトロノームにあわせてフルートの指をしながらドレミの階名で歌えば一石二鳥です)
そして歌った通りに吹いてみます♪
これでわけわからん状態だった生徒ちゃんにも希望の光が!(((o(*゚▽゚*)o)))
「もう線引かな無理や!!」って言うてました 笑
これで合奏ももっともっと楽しくなると思います♪
慣れたら線なんて引かなくても勝手に読めるようになります(^^)♪
この方法はずーっと前からレッスンに取り入れていたし、私自身今でも専門のややこしい曲には使っています。
ピアノも習ったこともなく、楽器未経験で全く楽譜が読めない状態からスタートした生徒さんも、この方法でリズムについてはかなり読めるようになりました(^^)
ぜひお困りの方は試してみてください(^^)
ではまた(^^)
出張レッスンします♪↓↓