「あなたは私の友達じゃない。」 | ♥つゆ子のReal Africa Life♥

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TCE(Total Control of Epidemic/HIV・AIDSの啓発活動 in Africa)の活動を通して得た経験、感じた事、人との出会いを記していきたいと思います^^*


こんにちはー、つゆ子です^^*


みなさんお元気ですかー?

私は、先週の土曜日から謎の下痢と嘔吐に見舞われてて大変なことになってますw

食べた直後に激しい嘔吐、数十分後に酷い下痢に見舞われるので

食べるのが億劫でこの3日間でパン4つしか食べてません。^^;

ちゃんと病院行って血液検査したけど異常なくて、原因不明。

ここまで体調おかしくなったことないので、若干ビビってます(ノω・、)



そして、最近すっごくやる事が多くて、ブログにまで手が届きません!笑

自分のペースでのんびり更新していくので、気長に更新待ってやってください^^*






さてさて、ブログのタイトルですが、これは私の私物を頂戴って言って来た

現地人に対して私が「NO!!」と言ったら、必ずと言って良い程返ってくる言葉。




「Saori--! シュシュちょうだーい?」


「いやだ。」


「なんで?あなたは私の友達じゃない!!」




こんな感じで。


その言葉に対して、私が必ず言う言葉があります。



「普通、友達に対して物を頂戴頂戴ってしつこく言う?おかしいよね?」




すると、ほとんどの人が納得します。



なので、続けて言います。




「私がシュシュをこの場であなたにあげる事は凄く簡単。 もちろんあげても良いよ。 でも、もしこのシュシュの作り方を知っていたら、私が帰国した後でも、自分で好きなカプラーナを使ってシュシュを作る事が出来るよね。それに、TCEが終わって仕事が無くなった時に、これを生産して販売することによって、あなたの収入源にもなるの。 だから、私はあなたにシュシュはあげない。 その代わり、シュシュの作り方を教えてあげる。 いつ作る練習するか決めよ!」




そんな感じで。




アフリカの人は支援に依存し過ぎてる。

外国人にお金・物資を頼んだらくれると思ってる。



最近TakuyaがTCEのリーダーに「日本からドナーを見つけて欲しい」

って頼まれたみたいで、理由を聞いたらPCを買いたいからと。



呆れ返ってしまって「マジで支援依存してるよねー・・・」って議論してました。



今、この国の現状は、自分で必要なもの・欲しい物を手に入れる方法を考えようとしない。

外国人に頼んで物資・お金をもらえたら満足してる。

そんな感じ。




でも、それじゃこの国は発展しない。




自らそれらを手に入れる方法を考えて、それに対して必要な支援(知恵・必要最低限の資金)を先進国が支援すれば良いと思う。

もし、手に入れる手段を自ら考えられないなら、そこも一緒に考えていけばいいと思う。



まずは、アフリカ人が「○○を生産したいんだけど、どうすればいいんだろう?」

って考えを持てるようになって欲しい。



そして、自分で何かを作り上げていく過程での苦悩を経験して、その後得られる成功した時の喜びを感じて欲しい。





私はこの過程を、子供たちにシュシュプロジェクトを通して経験させようと思っています。



シュシュプロジェクトの大きな目的は以下3つ。



*シュシュの生産技術を身につける

*自分で物を生産する喜びを知る

*自分が生産した物を他人に使用して貰う喜びを知る




これを存分に経験してもらう為に、試行錯誤を繰り返しています。




特に、このシュシュプロジェクトでミソになるのは「秘密の友達ゲーム」!!




これは、TCEが始まった頃、ワーカー同志が仲良くなる為に行われていたゲーム。

誰かの名前が書かれた紙を抽選方式で選び、その紙に書いてあった人に対してプレゼントを買うというもの。



これをシュシュプロジェクトでも利用しようと思っています。



私が子供たちにシュシュ作りを教えるのは、彼らに収入源を与える為。

つまり、子供たちは自分で作ったシュシュを売ることになります。



売り物にする以上、粗末な物を作って欲しくはありません。



指導する際、口で何度も丁寧に、綺麗な商品を作る事を大切さを教えるつもりですが

経験させるのが1番だと思うので 、「秘密の友達ゲーム」を利用して

作ったシュシュをその場で誰かにプレゼントさせる場を提供しようと思っています。



シュシュ作りを始める前に抽選を行い「その人の為を思って、可愛いシュシュを作ろうね♥」みたいな感じで。



きっと、子供達は自分の為に作る以上に真剣に取り組んでくれるんじゃないかと思います。



そして、自分が作ったシュシュをあげた時に他人が喜ぶ姿

丁寧に作られた可愛いシュシュを貰った時に感じる喜びを経験してもらいたい。



一度に、生産者と消費者の気持ちを学ばせるってわけです^^*



そんな感じで、面白い授業を作る為に、今急ピッチで準備しています。

またちょくちょく現状報告するので、楽しみにしててくださいー^^*




Beijo



♥Tsuyuko♥