術後キイトルーダ8回目。
採血検査の待ち時間で先に皮膚科に。
「どうですか?」
「乾燥はしてるけど手はマシになってると思います」
そう言って手を見せる。
「指先、特に爪と指の間にドレニゾンテープを貼るのが難しくて上手く貼れないんです」
「爪と指の間の中まで薬を行き渡らせるのは難しいですけど、覆うように貼れば大丈夫ですよ」
「後、ルパフィン(抗アレルギー薬)を止めてから体の痒みが出て来ました。唇の周りが痒くて掻いて赤くなったりします。顔に塗るお薬を持ってないので、そのままをしてると化粧水を塗った時なんかに沁みます」
「やっぱり、お薬は飲んでた方がいいですね。再開しましょう。顔にも塗り薬を出します。ロコイドクリームは赤いところにだけ塗って赤みがなくなればリップクリームを塗って下さい」
「リップクリームは唇だけじゃなく、その周囲も塗っていいですか?」
「大丈夫ですよ」
「それから、抗がん剤で変色、変形してた爪が昨日取れました」
そう言って足を見せる(汚い画像出ます)。
「乾燥して綺麗です。次の爪が生えてくる為に保湿して下さい。別にお薬じゃなくても良いですよ。ボディクリームでいいので」
「キイトルーダは今日を入れて後2回です。キイトルーダの次の治療として経口の抗がん剤を行く事が決まってるんですが、乳腺外科の先生は手に副作用もあるし、ちょっと休んで落ち着いてから経口の抗がん剤を行こうと言われました。抗がん剤のカペシタビンは手足症候群の副作用があると聞きます。この手のままで始めると副作用が出やすいとかあるんでしょうか?」
「乳腺外科の先生は症例をたくさん診てるので経験からそう言ってるのかも知れません。皮膚科的に言うと、ぱん田さんの状態なら次の治療に入っても問題ないです。こちらから早めて下さいとは言えませんが、ぱん田さんが次の治療をすぐに望むなら乳腺外科の先生に皮膚科的に問題がないと言ってたと伝えてもらって良いですよ。手足症候群になった時は、また一緒に頑張りましょう」
そう言ってくれて心強かった