専門部試験、無事に終わりました

気がつけば随分久しぶりの投稿です。

もう1年半以上も更新していないとは(^^;

しばらく更新していない間も元気に過ごしていまして、先日、花柳流 専門部試験を受けてまいりました。

専門部試験とは、師範資格をいただくための試験になります。

合格すると流派の芸名で看板を出し、お弟子さんをとってお稽古ができるようになり、そのお弟子さんを名取(花柳流の芸名を与えられること)にさせることも出来ます。

今回私は、この専門部試験に挑戦しまして無事合格出来ました！！

専門部はなかなか難しく、2曲の試験課題曲(北州、京鹿子娘道成寺)もどちらも大曲で、両方合わせて1時間ほど踊ることになります。

師匠やお世話になった先生から、1度で受かると思わないで落ちて当たり前くらいの気持ちでのぞむようにいわれ、ダメ元で挑戦してみて落ちたら次に向けてまた学びなおせばいい、とある意味開き直ってぶつかってきました。(本当は良くないと思うけど←)

試験が終わり、結果が出るまでの間は控え室で抜け殻状態でしたが、師匠が笑顔で合格したよと伝えに来てくださった時は、あまりの驚きでキョトンとしてしまいました。汗

数十秒して喜びがこみ上げてきて、ほんとーーーに心の底から嬉しかったです。

読書感想文みたいな書き方しかできなくて申し訳ないのですが(笑）

5年前に普通部を受験して芸名を頂き、その2年後に国立劇場にて名披露目をしました。

はじめは、お名前を頂ければ十分と思ってやっていたのですが、名披露目を行ったことによりどんどん踊りに対する熱意が出てきまして、もっともっと学びたいと思うようになりました。

師匠や母から教わった沢山のことを、私も次の世代に伝えるためにほんの少しでも力になれたらと思うようになりまして…

とはいえ、いくら師範資格をいただけたといえども、まだまだ師匠の足下にも及ばず、これからも沢山のことを学んでいかなければなりません。その中でいつか自分も師匠のようになれたらいいな〜なんて大きすぎる夢を持っています(/ω＼)

母も祖母も日舞と長唄をやっていたので、自然な流れで幼い頃からやっていたのですが、最近改めてその楽しさや純粋に踊りが好きという気持ちを感じています。

長くなりましたが、試験のために約2年弱課題曲を稽古してくださった師匠をはじめ、師匠のお知り合いの先生、先輩方、両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

痛烈なダメだしを頂くことももちろんあり、あまりの出来なささに挫けそうになることも多々ありましたが、厳しくも愛情のある御指導を頂きまして本当に本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

そして、今後ともよろしくお願いいたします！！

真面目な話は終わりまして、最後に合格して嬉しさいっぱいのにやけ顔を失礼します(笑）

以上、久しぶりのブログでした～～☺︎