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smell of the sea

2013.6.23 息子誕生。お父さんになりました。
サーフィン、エギング、サーフシーバスをやってます。
主に子育てやルアーフィッシングについて気ままに書いてます。
どうぞよろしく。

9月26日(日)
17:30 いつものエギングポイントへ向け出動。

今日の潮回りは中潮。
17:55 満潮。
満潮から下げの潮の多い時間狙い。

天気は雨。
なかなかの勢いで降っていますが、
雨の日は人も少なく「チャンス」だと僕は思っているので。

もちろん、釣りはしにくいです。
帽子のツバから雨の雫が目の前をポタポタと切なく落ちていきます。
レインウェアを着ていても、袖口から少しずつ雨が侵入し、フードを被った僕の顔もいつの間にか濡れています。

ラインは濡れたロッドに張り付き、ラインさばきも難しくなります。

たかが雨。
されど雨。

わずかな雨でも晴れた日とは比べ物にならない程、不自由を余儀なくされます。

しかし、雨でも悪い事ばかりではありません。
圧倒的に釣り人も少なく、何より魚やイカなどのプレッシャーが低い。

雨=低気圧。
気圧が下がると魚が浮いてくると言われていて、僕も実際にトップ(水面)でシーバスを掛けた事が何度もあります。
うまく言えませんが、単に活性が高くお腹を空かせたシーバスがトップで反応する時と少し違う事は僕自身感じています。

気圧が下がると海面は上昇し、予想された潮位より水位が上がります。
実際に台風などで急激に気圧が下がった時は、それが顕著に現れ、港が海水に覆われる事もあり、そんな危険も頭に入れつつ、安全第一で楽しんでおります。


ポイントへ到着し、車から降りてレインウェアを着ます。
なかなかの大粒の雨。
着替えている僅かな時間だけでも既にびちょ濡れ。

ロッドを手にし、
「よし!行くぞ!」と高ぶる気持ちを抑えつつ慎重にポイントの様子を見に。
・・・。
・・・。


昨日は台風の影響で海はかなりの時化。
昨夜出動した友人からは話は聞いていたものの、それは予想を遥かに越えた光景でした。

港に打ち上げられた大量のゴミや流木。
水面から10センチ下も見えない程、濁っている海水。
潮位を無視しているかのような上昇しきった海面。

メバルさんやアオリさんを釣る為に、ここへはもう数えきれない程、通っていますが、こんなに酷い状況は初めてでした。

大粒の雨が僕を打ち付ける中、僕はその光景を前にしばし某前と立ち尽くしました。

「こりゃ無理だ。」
「やってみなきゃわからない。」
ふたつの相反する気持ちが僕の頭を行ったり来たり。

少し歩き、周辺の状況も頭に入れ、
まだ荒れている海の状況と、
僕のこれまでの経験の引き出しを全て開け、
ポイントを絞りました。

ここでダメなら撤収。
そう心の中で覚悟を決め、いざキャスト。

僕のキャストしたエギは、かすかに輝く波紋からゆっくり沈んでいきます。
しかし、そこは荒れた海。
複雑な流れもあり、エギの着底もわからない状態。

エギをシャクリ上げ、フォール。
ダート、ステイ。
ありとあらゆる手段を使いますが、
全く反応はなし。

エギにオモリを巻き、再びキャスト。
重くなったエギはさっきより早く沈んでいくものの、相変わらず着底がわからない状態。
・・・厳しい。

そんな状態の中、1時間程探り続けましたが、今回は全くもってお手上げでした。


更に雨も強まり、風も強くなり、
さすがに僕の心も完全に折れ、
撤収いたしました。


この季節のエギング。
久々に手ぶらでの撤収です。
悔しいですが、どう頑張っても自然の力にはかないません。

次回リベンジ致します。


車に戻り、レインウェアを脱ぐと、
びっくりする程ずぶ濡れ。
あちこちから浸水してました。
やけに寒いと思っていたのですが、
そういう訳でした。

長い間、お世話になっている僕のレインウェア。
そろそろ殉職となりそうです。