今回の選挙は、意外と良い選挙だと思う。主要な候補者は3人とも意外といいと思う。
増田寛也さんは、絵に書いたような、極めて良心的な官僚。ちょっとウィンドウズ95のような感じもするが、国士官僚のDNAを持った人物だ。
ただし、五輪の費用見直しなどの改革を進めるのは、増田さんでは無理だろう。とても優しく、いい人なので、自公の背後にいる各種団体の既得権益を温存せざるを得ないのではないか。
おそらく、下から上がってくる改革案を採用していくという点では改革派だが、自分から提案したり、下からの提案をはねつけたりして、「もっとこうしろ」「ゼロから作りなおせ」と要求するタイプではないだろう。
増田さんが知事になった場合、無難に森さんとオリンピックをやり、その後、赤字でみんなで泣くというシナリオになる可能性がある。
鳥越さんは、正義派のジャーナリストという印象で好感は持っているが、やはり向いていないと思う。(建築家の)黒川紀章さんの出馬と同じで、「都知事をやってみたかったんだね」という感じがする。今の年齢だと、任期途中で辞めてしまうリスクもある。