尺には尺を3回目の観劇。
今回は大学の友人と観ました。
チケットはFBIで取ったもので、今回の観劇の中で1番の良席でした

上手側の前から2列目。
これまでの観劇で、全体の流れと雰囲気を把握したので、今回は『尺には尺を』の世界へどっぷりと浸かることができました。
アンジェロ卿は上手側で話してくれることが多かったので、よーくお顔を拝見できましたよ。
何よりも1番好きなシーンが、アンジェロ邸でのイザベラとのやり取り。
このシーンは上手側は近かったので、大興奮

あの白いカーテンが降りているシーンは、アンジェロが自身との葛藤と、イザベラが欲しい気持ちとが滲み出てくる。
最後は二人の想いのぶつけ合い。
何度観ても良い。
それを近くで観れたのは本当によかった。
そして見終わった後、友人と『尺には尺を』の解釈について談義になりました。
どうして公爵はアンジェロをあのような目に合わせたのか。
イザベラに求婚したのはなぜか。
あのような結婚で、アンジェロとマリアナは幸せなのか?
など。
談義に終着点はなく、あーでもない、こーでもないと話していました。
こんな話ができるのは、大学時代の友人達だけだなと、つくづく思いました(笑)
視点が違くて、とても楽しい。
友人が「蜷川さんは藤木さんが好きなんだね。」という見解をしたと話していました。あのひどいやつ、苦悩するアンジェロを直人に選んだ理由を考えたそう。
とにかく、ぴったりな役だった。という意見はお互いに一致してました(笑)
【ストーリーの解釈】というのをより考えた日だったので、これ以降の観劇はさらに内容を考えるようになりました。
そして去年のカフカに続き、直友さんのお誘いで今回も直人へお花を贈らせていただきました

アンジェロの妖艶なイメージ…


まだ観劇は続きます。