最近、テレビで音楽番組少ないじゃないですか。


視聴率が悪いからなんでしょうけど、


その原因を自分なりに考えたんですけど、やっぱりYouTubeの影響が大きいだろうなという。

YouTubeで自分の好きな曲やアーティストをいつでもタダで見れる時代に、わざわざテレビで自分の好きじゃないアーティストもいっぱい出てる音楽番組を1時間、しかもオンタイムで、しかも毎週見るメリットが視聴者側にないんだよね。

やっぱこれが一番デカイと思うんですよね。


多くの場合アーティストはYouTubeに曲をアップするし、

アーティストがレギュラーのテレビもしくはラジオ番組を持っていれば、そこで一番に流すし、

もしくは朝の情報番組でいち早く情報を公開して、という手段を取ったりしますよね。


そうなると、テレビの音楽番組は優先順位として、『YouTube』『アーティストのレギュラー番組』『朝の情報番組』よりも後、ということになって。

つまり、テレビの音楽番組でアーティストが歌を歌う頃には、曲の鮮度が完全に失われてるということになるわけです。


もうその曲は知ってるから音楽番組で見る必要がない、と。


そうなると音楽番組は見ない。見たとしても録画で十分、ということになってしまうわけですね。



その原因により音楽番組の視聴率が悪いと仮説を立てるとしたら、

その解決策は『その優先順位を逆転すること』だと思うんだよね。



つまり『YouTubeよりアーティストのレギュラー番組より朝の情報番組よりも先に、どこよりも先に人気アーティストの曲が聴ける番組』を作ればいいということです。


そうすれば、人気アーティストの新曲を一番最初に聞くには、その番組を毎週欠かさず、しかもオンタイムで見るしかない、ということになる。


そうなれば日本の音楽ファンはその番組を毎週見ることになる、という作戦です。


そういう番組が出来れば、SNS上で◯◯の新曲が初披露!!という祭り状態が自然に起こるだろうし、

そのSNS上の騒ぎを見て、色んな人がチャンネルを合わせる、という効果も期待できる。