山響の西濱専務・事務局長と16年間、関西交響楽団で付き合ったというベテラン指揮者の小林研一郎。
「39年ぶりの山響、当時の団員は一人もいない。ひたむきに一心不乱に取り組む楽団員を見て嬉しくて」と前置きし、「ガランタ舞曲」の前にレクチャーをひとくさり。
「5音音階」を説明するのに、自ら美声を披露しました。
小林と名コンビの瀬崎明日香、その情感豊かなbowingがボクの涙腺を緩めます。
チェコやハンガリーで「有名な日本人」だという小林が、「山響のドボルザーク」を暗譜で自在に牽引しました。
さらに、昨年急逝した三井嬉子会長を偲んで、美しくも悲しい「ダニー・ボーイ」を。
そして、悲しんで終わるのは嫌だ、と、「炸裂する30秒」を。
コバケンの大サービスに、満場総立ちとなりました。