21年ぶりでした 石の会 | 羽前日記

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男も女もすなるブログといふものを、われもしてみむとて、するなり。

帰するところ、わが余生を若者応援団として過ごしたい、そのために老化をなるべく遅らせて、との想いが強い。

5月19日火)。

「54石の会」の所以は。

天童高校昭和54年度卒業生が、新校舎玄関正面のロータリーに「蔵王の大 3個組み」を卒業記念品として寄贈しました。

線路際にあった旧校舎(現・天童四中)から現在の新校舎に移転した年、その卒業学年の担任団10名でつくったのが「54石の会」なのです。
    
卒業式の後、2回ほど会を催しました。
その最後が白布温泉・西屋会場で、平成6年でした。
「旧交を温める」と言って、今回「21年ぶり」というのは、そう多くはないでしょうね。

松島「一の坊」を目的地とする会の旅は、懐かしの天童高校、蔵王の大石から始まりました。

28年前の写真はここで撮ったんですね。
この日の集合写真は、逆光を避けて反対側から。
    

幸いなことにS校長先生にもお会いしてお話ができたし、YH高校で一緒に勉強したI先生からシャッターを押してもらいました。


    

7人を乗せての運転はダントツに若いTm氏です。
山形道を走りながら、スマホで遊覧船の予約をとりました。
塩釜12時発の松島行きです。
    

晴天の塩釜湾から松島湾へ、海風を胸いっぱい吸い込んで、クルージングを堪能しました。

予約していた精進懐石料理はフルコースの高級和食で、見た目も味もおなかにも、至ってやさしくて美味しくて。
    


腹ごなしに散策した庭園も、新緑がとてもきれいです。

南三陸は距離も時間もかかりすぎることから、予定を変更して、大震災被災地の石巻の海岸線を、R45を南下しながら見学しました。
車内では、Tm氏が入手した大槌中学校のDVDを観賞しながら。

ホテルに到着して、広大な日本庭園を散歩しました。
    

温泉入浴後の懇親会には、幹事長Tm氏の心から成るサプライズがあり、54年度卒業で仙台市在住のMさんが参加して花を添えてくれました。

Ka主任の「惜別の歌」に始まる独壇場というべき話術、博学ko氏の弁舌さわやか、Ta氏も笑顔で応戦して時間の経過を忘れ、閉会は22時を過ぎて。
ホテルの特別サーブスに与ったのでしょう。
  
翌19日は雨、4:28予定の「ご来光」は拝めずじまいでした。
     

ゆっくりめにチェックアウトをして、まずは鮮魚市場でお土産を物色。
    

平安時代の初めに慈覚大師円仁により開創され、江戸時代初期に伊達政宗公が大伽藍を完成させた名刹へ。
    

ついで、珍しくもユニークな「ガラス美術館」。
    

内陸住まいには堪えられない刺身定食を。
    

満腹=満足、こうして見どころいっぱいのスケジュールを完了し、仙台市→寒河江市→山形市→高畠町→川西町。

14人乗りレンタカーの中では、30年近い昔を思い出しての話題が続出し、次回も・・・・との結論で解散しました。

企画・演出、運転を一手に引き受けてくれたTm氏に感謝するばかりです。