「紅と藍」 工藤幸治講演会 | 羽前日記

羽前日記

男も女もすなるブログといふものを、われもしてみむとて、するなり。

帰するところ、わが余生を若者応援団として過ごしたい、そのために老化をなるべく遅らせて、との想いが強い。

3月14日(土)。

午前のTO四会例会は昼までで1勝1敗。
2局目はそれこそヘボ碁でした。
  

午後は市民会館、タイトルの会へ。
満席の聴衆でした。
  

「民芸は要の美です。袱紗も風呂敷も。」
「黄丹色は最高級で庶民には禁色。皇族、公家、藩主だけ。」
    

「黒川能の衣装はべにばな染め。べにばな国体で特別公開をしてもらった。」
「ともかく、紅が入ると品格あり、深みが出る。」
「美しい色を求め続けるのは人間のあくなき希望。紫紺など、現出できて至福そのもの。」

「こういう地域の地染めを後世に引き継いでいきたい。」

講師は酒田あいおい工藤美術館長で年来のポン友、仙台からも同期生やファンが駆けつけました。

なお、このブログのURLは ameblo .jp/sanzashikai /com(略:羽前日記) ですが、「さんざし会」というのは、寒河江高校(「山査子」がシンボル)から昭和33年4月に社会に飛び出した同期会の名称です。


地下の展示会も大賑わい。
    

というわけで、懇親会へと。
    

生ビールで乾杯した後、白と赤のワインは美人ソムリエの説明と助言付きで。
ここで16年間、グルメを提供し続けたシェフ自慢のオードブル、魚と肉の料理、デザートに満足して。

挙句、隣のテーブルのお客さんも巻き込んで・・・・。
    

なお、4名の方々には、自家製の「さんざし酒」の小瓶を差し上げました。

明日また、真下慶治美術館で会う約束をしていましたよ。
ボクは卒業式があって、残念ですが。