フジバカマ
フジバカマ No. 1117 (準絶滅危惧) (キク科 ヒヨドリバナ属)2024.9.29 渡良瀬遊水地秋になると思いだすフジバカマにやっと会うことが出来ました。ネットを見て、渡良瀬遊水地にある事は分かりましたが・・・・・広大な遊水地の何処に行けば良いのかが分からない。(笑)取り敢えず、「谷中村史跡保存地区」に行って見た。大きな駐車場に車を止めて、ぶらり歩き出し案内板を見ていたら、公園ガイドの方が声をかけて下さった、渡りに船、躊躇なく聞きました。「すぐそこにあるョッ」指をさして教えてくれた方向に100mほど歩いたら写真の株があった。倒れてはいましたが、葉が3深裂しているのを確認して、!(^^)!2024.9.29 渡良瀬遊水地秋の七草の一つ、万葉の時代から人々に親しまれて来た花だそうで、万葉集 や 源氏物語にも登場すると言う。中国、朝鮮半島が原産地で、古く中国から渡来したと考えられていますが、日本に在来していたと言う説もあるそうです。2024.9.29 渡良瀬遊水地2024.9.29 渡良瀬遊水地花は、白に近い薄いピンクでした。筒状花5個からなる頭状花を、茎先に散房状につける。筒状花の直径は2mmほど、花冠から飛び出した花柱は、深く2裂する。総苞は7~8mm、総苞片は2~3裂並び、赤みを帯びる。(いろいろな資料から抜粋しました。)2024.9.29 渡良瀬遊水地2024.9.29 渡良瀬遊水地ヒヨドリバナの仲間はどれも良く似ていて、見分けが難しいが、フジバカマの葉は3深裂するので区別できます。この日見かけた株は、茎先に近い所は単葉でしたが、中段部分の葉が3深裂していました。草丈は、1~1.5mになります。葉には香り成分があり、万葉人も、葉をポプリにして、匂い袋として持ち歩いたそうです。近づくとなんとも言えない香りが漂っていた様な?乾燥せずとも香りが出るものなのでしょうか?宿題が一つ、片付きました。2024.9.29 渡良瀬遊水地