やや久しぶりの更新になります。
仕事が忙しくなってきたとか、趣味プログラム時間の約半分が某PS4ゲームに取られているとか理由はありますが、具体的に始めているゲーム試作が若干行き詰っている感があることもあります。
試作は、ここまでで記事に書いた仕組み以外は、ほぼ使用しておりません。
揃え系のパズルゲームです。
その中で紹介できるようなものは特に・・・・
なので、今回は Unity のちょっとした注意点を。
いや、結構気をつけないといけないことです。
スクリプトファイルの文字コードと改行コードについてです。
MonoDevelop で日本語のコメントが文字化けしたり、android でビルドしたときだけエラーが出たり、などなど・・・
文字コードと改行コードは、決めてしまいます。
文字コードは「UTF8 (BOMつき)」、改行コードは「CR+LF」です。
これで間違いありません。
MonoDevelop で設定するのは面倒?なので、なにか外部エディタで設定するのが良いでしょう。
(そもそもMonoDevelopでは、確認すらしにくいです)
わたし自身は、一度作ったファイルをコピーして、中身だけを入れ替えるので、普段はそこまで気にしません。
スクリプトの記述も、普段は外部テキストエディタを使用しているため、自動的に変わることもありません。
しかし、毎回スクリプトファイルを新規作成したり、MonoDevelop で記述する人は、改行コードあたりは知らぬうちに変わっていることも。
ではまず MonoDevelop を使う際の注意点。
スクリプトファイルを保存するとき、このような警告が出ることがあります。
ここで「Convert」を選択すると、文字コードは「UTF8 (BOMつき)」、改行コードは「LF」に変換されてしまいます。
間違えずに毎回「Keep line endings」を選択しましょう。
では、そもそもこの警告を出さない方法はないのか。
MonoDevelop 上で、設定を変更すれば(たぶん)出なくなるっぽいです。
Solution タブ内のプロジェクト上で右クリック、「Options」を選択します。
Source Code → Code Formatting → C# source code を選択。
「Use default settings from "Text file"」のチェックを外し、
Line endings : の項目を、「Microsoft Windows」に変更し、「OK」で決定します。
これで改行コードは「CR+LF」がデフォルトになると思います。
毎回「Convert」を聞かれることもなくなります。
さて、最後は便利な裏技?を。
Unity エディタ上で、右クリック → Create → C# Script の手順でファイルを作成する場合、
こんなファイルが作成されると思います。
using UnityEngine;
using System.Collections;
public class NewBehaviourScript : MonoBehaviour {
// Use this for initialization
void Start () {
}
// Update is called once per frame
void Update () {
}
}
さて、このファイル、実はとある場所に元データがあり、そこをいじることで、デフォルトで作成されるファイルを好きなように変更することができます。
Unity4.6.1f1\Editor\Data\Resources\ScriptTemplates
の中にある「81-C# Script-NewBehaviourScript.cs」です。
中身がそのまま C# の新スクリプトファイルにコピーされます。
ファイル内の 「#SCRIPTNAME#」は、ファイル名がそのまま代入されます。
Unityエディタからスクリプトファイルを作成している人は、使いやすいようカスタマイズしましょう。
ちなみに、このファイル自体を文字コード「UTF8 (BOMつき)」、改行コード「CR+LF」にすると、その形式で作られるようになります。
せっかくなので、変更しておきましょう。
個人的に MonoDevelop では、スクリプトは書きません。
なぜなら全角日本語の記入が見えなかったり、そもそも使い慣れた設定にできなかったりするからです。
デバッグからの流れで書くくらいです。
普段は昔から使い慣れている WZエディタ を使用しています。補完機能なんかはほとんどないんで、便利ではないですが。
画面はこんな感じです。
以上。
なんか・・PCが変わったからか、全体的に画像がでかかった・・・