国試受験生の皆さん。

こんにちは。

サンテ柔道整復師国家試験対策予備校　室長の前田です。

国家試験まで残すところ48日となりました。

寒波が続いておりますが、体調に気をつけて頑張りましょう！

さて、

今回は「病的反射」を学習しましょう。

～「病的反射」～

脳血管障害には、運動障害、感覚障害、言語障害、高次脳機能障害などがあります。

「病的反射」とは正常ではみられない反射のことです。

脳血管障害などの上位運動ニューロンの障害によって、正常ではみられない反射が出現します。これが、病的反射です。

正常では、上位運動ニューロンは下位運動ニューロンを抑制し、運動をコントロールしていますが、

上位運動ニューロンに障害が起こると、下位運動ニューロンを抑制が出来なくなります。

下位運動ニューロンは、上位運動ニューロンの支配から開放されることで、原始的防御反応を出現させます。

これが、「病的反射」です。

病的反射には、

頭部、顔面の反射

上肢の反射

下肢の反射

下肢屈曲反射の異常　などがあります。

その中でも、国家試験によく出題されるが

上肢の反射

下肢の反射

です。(柔道整復師国家試験出題基準　p44～45を確認しましょう。)

上肢の反射の

手指屈筋反射には、ホフマン、トレムナー、ワルテンベルグの3つがあります。

下肢の反射の

底足反射には、ロッソリモー、メンデル･ベヒテレフ、バビンスキー、バビンスキー反射の変法が6つ、クローヌスがあります。

学生の皆さんが勉強をしなくてはならないのが、

バビンスキー反射

バビンスキー反射の変法が6つですが、病的反射の全体をきちんと理解しておきましょう。

ちなみに、

バビンスキー反射の変法が6つとは、

チャドック反射

オッペンハイム反射

ゴルドン反射

シェファー反射

ゴンダ反射

ストランスキー反射　のことです。

柔道整復師国家試験出題基準　p45「病的反射」の小項目には、

↓と記載されています。確実に解答できるよう学習しておきましょう。

ア意義

イ種類、バビンスキー反射、オッペンハイム反射、チャドック反射、トレムナー反射、ワルテンベルグ反射

満点合格を目指して頑張りましょう。

ピヨー。

さて、最後までブログを読んで頂いた学生様へ

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～「病的反射」～国家試験まで残すところ48日