国試受験生の皆さんこんにちは。

サンテ柔道整復師国家試験対策予備校　室長の前田です。

第25回柔道整復師国家試験　まで、残り68日！！

満点合格を目指して、頑張りましょう！！

～リハビリテーション概論～

さて、今回はリハビリテーション概論をお伝えします。

柔道整復師の学生さんは、リハビリにあまり馴染みがないかもしれませんが、興味を持って頂けると幸いです。

古代ギリシャの哲学者：ソクラテスさんは名言↓を残しました。

「なにより大切にすべきは、

　ただ生きることではなく、

　よく生きることである」

ちなみに、当たり前ですがソクラテスさんとアリストテレスさんは別人です。

←ソクラテスさん

←アリストテレスさん

現代では、この名言をクオリティ･オブ･ライフ（QOL）→生活の質、人生の質、生命の質として用いられています。

そして、生きていると…

生活の質、人生の質、生命の質が低下するような出来事も起ります。

そのような場面から活躍する概念がリハビリテーションです。

リハビリテーションを語源から説明すると、

Re(再び)

Habilis(適した、ふさわしい)

Ation(～にすること)

となります。

リハビリテーションとは、

「再び適した（ふさわしい）ものにすること」です。

では、何を？どこまで？適した状態に？

という疑問が残るかと思います。

これは、

「身体的、精神的、社会的、職業的、経済的な有用性を有するまで」

という答えになります。

つまり

「リハビリテーション」の概念は、可能な限り人間らしく生きる権利を回復するということになります。

そして、リハビリテーションは4分野に分けることができます。

医学的、教育的、職業的、社会的です。

次にリハビリテーションに影響を与えた思想についてお伝えします。

ノーマライゼーションです。

パソコン用の音楽再生では、音量の均一化を指す言葉ですが、

社会福祉では障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方としても使われます。そして、それに向けた運動や施策なども含まれます。

さらに、ノーマライゼーション思想の発展を背景に

自立生活運動（Independent Living：IL）が発展をしました。

これは、アメリカで発展した障害者運動で精神的独立守ることへの運動です。

自立生活運動における自立生活の定義

「意志決定をしたり、日常生活における他者への依存を最小限にするため、自分の納得できる選択によって自分の生活を管理すること。これには、身辺の処理や地域社会での日常生活への参加、社会的役割を果たすこと、自己決定、身体的及び心理的に他者への依存を最小にすることが含まれる（自立生活辞典より）」と定義されています。

いかがでしょうか？

柔道整復師の学生さんは、

リハビリにあまり馴染みがないかもしれませんが

古代ギリシャのソクラテスさんの言葉から、

現在の社会福祉について駆け足で説明をしてみました。

楽しんで読んで頂ければ幸いです。

楽しみながら勉強しましょう。

楽しんで勉強する方が記憶の定着が向上します！

絶対に国家試験に合格するために！！

頑張りましょう！

国家試験まで残り3ヶ月ですが！間に合います！

ピヨー。

さて、最後までブログを読んで頂いた学生様へ

　～耳より情報～
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～リハビリテーション概論～第25回柔道整復師国家試験 まで、残り68日！！

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