私の職場では6月が賞与日で賞与を貰ってから月末に退職する方が今年は3人いました。


その中の1人に恐らく自分でも全く予想していなかった退職を選んでしまった職員がいます。


5月下旬のある日仕事をしている時に受けた同僚からの心無い言葉に頭の中の紐の様なものが、プツンと切れたと言います。午後には退職届を提出されました。


「もう明日から来れません、あとは有給を使って6月末で退職します。」と。


最悪な辞め方です。引き継ぎもできません。

上司は何とか引き留めようとしましたが、決心は固かったようです。本当に翌日から出勤しませんでした。


以前は2名で分担していた仕事を1名が退職した後、1人でやってきました。何度か短期間で相方を採用しましたが、どうも彼女が仕事を教えなく、新人は居心地が悪くて退職し、結局5年近く1人で仕事をしてきました。


毎日2時間以上の残業がほぼ毎日で、月平均35時間していました。


そんな業務量を持っていながら引き継ぎなしって考えられません。業務分担の仕方、業務の省略の仕方を提案しても彼女なりのやり方があって改善されませんでした。国家資格が必要で1名いればOKな職種なので、せめて次の人を雇ってから退職して頂きたかったです。


幸い代わりの職員の採用が決まりましたが、2か月後の入職です。


あと一か月この方に余裕があったらどんなに助かったか。ある人の言葉で退職を決めたって、相当強い言葉だったんだろうけれど、プツンときて、わぁっ辞めてやる〜となって、収拾がつかなくなったんだと思います。


以前にもこの方のような退職の仕方をされた職員がいたことを思い出しました。キレ易い性格がその後の人生に大きく影響するのに、そのキレた瞬間を抑えられないんですね。


他人事ではなく、自分もそういう一面を持っていて同じ状況になった時に、どのように逃げるか考えていきたいと思いました。


今から転職はしたくないですもん。

先月辞めた彼女も50代前半でしたが。