早速ですが、皆さん、アペイロフォビアってご存知ですか?
アペイロフォビア、またの名を無限恐怖症と言うらしいのですが
私、まさに小さい頃からそれに悩まされております…汗
この恐怖感に名前があると知ったのはつい昨晩の事で、それまではずっと、他人となかなか共有できないこの感覚を思い出し、たまに発症しては発狂しそうになるのを必死に抑えていました
では、アペイロフォビアとは…を説明する前に、私が小学生ぐらいの頃から恐怖を感じるようになったそのものの説明を軽くさせてください
私がその恐怖に取り憑かれ始めたのは、小学校に上がって少しした頃からでした
(何かきっかけがあったのかも知れませんがそれは忘れてしまいました汗)
「“無限”が怖い…」
ハッキリとその対象が自覚できるほどに、その恐怖感は大きく膨れ上がりました
ある時、父と一緒の部屋で布団を並べて眠る際に、その恐怖で眠れず父に話をしたことがありました
「時間が“永遠”に続くのが怖くて眠れないよ…」
きっとその言葉を聞いた時、父には私の恐怖の意味がわからなかったと思います
幼いながらも、この感覚が他人には無い、と言う現実が辛くて、なんとか言葉を変えて伝えようとしました
「地球が“永遠”に回るのが怖い…」
「宇宙が“永遠”に広がってるのが怖い…」
「時間が“永遠”に続くのが怖い…」
「宇宙の始まりはいつなのか…時間の始まりはいつなのか…終わりはあるのかな、いやきっと終わりもないんだろうな…あぁ怖い怖い怖い怖い…」
こんな調子で考え始めていつも怖くて怖くて仕方なくなり、その場でじっとしていられなくなることが多いのが私の現状です…苦笑
酷かった時は、入浴中に思考がそんな状態になって、錯乱し取り乱し、タオル1枚でお風呂から飛び出してきたり、家の中で発狂しそうになって玄関まで急いで走り、外に出て深く深呼吸して心を落ち着けようとする…なんてことがありました
まぁこのようなものが私の主な症状で、簡単に言ってしまえば、アペイロフォビアという恐怖症はいわゆる“無限”に関わるものに計り知れない恐怖心を抱く症状の事なんだと思います
一旦その思考に取り憑かれると恐怖感、絶望、悍ましさ、錯乱、吐き気、体の震えなど…出来るなら思い出したくない感じですね汗
しかしこれを読んでも「…へ?どゆこと?なんで怖いの?」なんて思う方が多いのではないでしょうか苦笑
きっと、理解できないんですよね…(これは仕方が無いと諦めています苦笑)
私の場合、発症するのは日が暮れてからが多くて、それゆえ電気を消して眠ろうとベッドに入った時になることが一番多くて、幼い頃は特に大変だった記憶もあります苦笑
一番身近な家族にも友達にもどこにも理解してくれる人がいないこの感覚…自分がおかしいんだよな、と頭のどこかでは思うこともありました
しかし、理屈で丸め込もうとしても無理なこの恐怖感は私が生きているこの世界の普遍の心理みたいなもので、どう足掻いても逃げ切ることが出来ないほどとてつもなく巨大なもの、という認識が今でもあります
私が時間を止めることは出来ないし、時間の始まりと終わりを作ることも出来ない
(時間の始まりと終わりを“定義する”ことは出来たとしても、それはこの問題にとって何の意味もないのです)
もし、誰かが今この時を止めてしまったとしても、その人が時を止めているその瞬間もまた別の時が流れていて…その瞬間を止めてもまたそれとは別の時が流れしまう…その繰り返しで時には終わりというものがない
私はアペイロフォビア(無限恐怖症)の他にも時間恐怖症や閉所恐怖症もあり…ふとした時に強い恐怖感、切迫感に苛まれることも多く、生きにくさを感じたり…できるなら治したいと思っています汗
が、一般的な恐怖症に対してはいくつか心理療法など治療策が挙げられるようなのですが、アペイロフォビアのような奇妙な恐怖症にはそのような療法はあまり無いようで…(´•ω•`)
唯一の解決策はそれを “考えないようにすること”なんだとか。。。
それはあんまり解決になってない気がするのですが、しかし私自身も今はそれしか乗り切る方法は無いですね…涙
もっとも、そうなった時に有効で簡単な対処法として今まで私がやってきたものは
・電気をつける
・テレビをつける
・外の空気を吸う
・友達にLINEする
・オンラインゲームをする
基本的に部屋を明るくして少し賑やかにしたり、あとは自分の他にも人が起きているのを確認して自分がひとりじゃないって事を再認識するのが効果的ですね
確かに忘れるのは解決にはなってないけど、今のところ比較的グッドな方法だとは思います( ‐ω‐)b
あとは、同じような悩みを持つ人たちと気軽に繋がれるような何かがあれば、良いですね
ではでは