何のために?
何のためにクリスマスソングを作り続けるのか?
18歳の時に友達から借りた2万円の利息代わり(?)
としてスタートした僕のクリスマスソングだったけれど、
その制作のために更に借金を増やしたという有名(?)なオチまでついて、
気がつけば、20年以上、20数曲のクリスマスソングを作ってきました。
たった2本しか配られなかった年があったり、
200枚以上配られた年もありますが、
カセットテープからスタートして、
MD→CDへと形は変わっても、
配れる方には自ら車を運転して配達するスタイルは今も変わりません。
おっと、
何のためにクリスマスソングを作り続けるのか?
という話でしたね。
それこそ、それはなんのために音楽を続けるのか?
なんの為に音楽は存在するのか?
という話になってしまうでしょう。
この手の堂々巡りは得意中の得意。
若い頃の僕はその答えをいろんな所に探していました。
誰かを納得させるための答えを沢山用意していました。
それがいつからか、
「答え?それがわからないんだよ」
と平気で答えられるようになりました。
長年続けてきた小さな自信なのか、
探し続けて見つからないと悟ったのかはわかりませんが、
躊躇せずにそう答えています。
でも、今夜もしかしたら世紀の大発見をしたかもしれません。
『何のためにクリスマスソングを作り続けるのか?』
その質問に答えが見つかったような気がします。
それが僕と音楽の関係の全てなのかはわかりませんが、
(エクスキューズばかりで申し訳ない)
より良い世の中のために。
そのために僕はクリスマスソングを書き続けてきたんだ。