超抽象の母性、超現実の父性 | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

 

2015年5月10日日曜日
母の日

誕生花 石楠花(しゃくなげ)

花言葉 威厳、荘厳

 

 

お師匠はんが仰った。

「昨日、生まれ変わった。」

 

20年間培ってきたもてるチカラをすべて注いで1年間トライした結果。

満足できず、なんとそれを手ばなしたとのこと。

 

「やりきった感で爽快!」

「できること、やるべきことがまた明確になった。」

と超前向き。

 

プロとアマの違いはこういうところかもしれない。

 

超抽象の母性

超現実の父性

 

 

夢で伝えられた不可思議な言葉。

 (宇宙は慈しみと悲しみの涙からはじまった。)

 

ふと本棚に目をやるとぼやーんと本が光ってる!

気功研究家・歴史波動研究家、五島秀一先生のご本(3年も前に「母なる人」からお預かりした)を拝読した。

(自分なりの解釈)

地球は生命を守り育てようと働き続ける母性。

宇宙は生命に過酷な試練を与え鍛え育てる父性。

生命は宇宙からの「刺激」に対応し地球のさまざまな物質が和合することで進化してきた。

刺激≒破壊は父性の働き、主張し、鍛え、教え、育てる。

和合≒創造は母性の働き、受けいれ、守り、産み、育てる。

 

これまではこれが正しいと教え、鍛え、育てられてきた父性の時代。

これからは受け容れ、産み、守り共に育つ母性と父性が和合する時代。

 

事を成した男性の陰にはいつも支える女性がいる。

女性は本能的に育てたい対象を選んでいるらしい。

 

「自分の事を考えて動く人」からは音もなくスーッと去り、「人の事を考えて動く人」のことを守ろうとする。

生命進化の過程をひも解くと証明されているそう。

 

母性

=感覚的

=ボランティア

=精神的満足

 

父性

=論理的

=ビジネス

=物質的満足

 

これまでの時代は永遠に成長し続ける経済をつくろうと徹底的に男性性が追求された。

そのおかげで、多くの人が豊かな生活ができるようになった。

 

だけど母なる大地は破壊され続けた。

母性が活かされない家庭は崩壊した。

 

これまでは競い争ってきた時代。

これからは受け容れ、産み、守り共に創る母性が大切。

 

震災に多くのボランティアが動いた。

どこにいっても半数以上が女性だった。

 

「支え援ける母性」を活かされるには、その想いを繋げようと「主張し、鍛え、教える父性」が大切だった。

 

「1人1人が活きる」という事を模索しはじめた時、母なるひとのメッセージ。

なんともしなやかにココロにすっと入ってきた。

「生まれてこの花って決まってるわけじゃなくてきっと、どの花にでもなれるんだね。

たんぽぽでも、ひまわりでも、バラでも、チューリップでも。」

 「人は1人では何もできないよね。

1人1人は米粒みたいなもの。

人と人とが影響しあうようにつながっていけば、人が伝えてくれるから。

そうなれば人が拡げてくれるからね。」

  

母性はこれまで受け容れ続けてきたが、主張・表現する努力が求められる。

父性はこれまで主張し続けてきたが、受け容れる努力が求められる。

 

母性と父性が和合する。

和を以て貴しと為し、忤ふること無きを宗とせよ。

聖徳太子、一七条の憲法が蘇ります。