A wish is becoming one and a sweetfish. -2ページ目

A wish is becoming one and a sweetfish.

創作小説を書いています。


軽度のBL要素含みますので
苦手な方はお逃げください(;o;)


【きょうの信長様】


こんにちは。
森 蘭丸と申します。
今日は二人の愛の巣安土城…ではなく某音楽番組(ミュー○ックトゥ○イト)の楽屋から、信長様の様子をお送りいたします。


*


無事本番を終え、楽屋に戻って参りました。
歌って踊って…何事にも真剣に取り組まれる信長様は、さぞかしたくさんの汗をおかきになったことでしょう。
そうだ!
茶をお出しして差し上げよう。
妙案を思いついた僕はお着替え中の信長様に声をかけました。
「お疲れ様です、信長様。お茶を淹れて参ります。」
「おぉ、それは有難い。」
上着のボタンを外していた手を止め、笑顔を向けてくださる信長様。
僕はその輝かしい笑顔につい、見惚れてしまいました。
「…蘭丸?」
「は、すみません!少々お待ちください。」
「おぉ、すまんな。」
「はい。」
気を取り直し、僕は給湯室へ向かいました。

信長様は普通より濃いめのお茶を好みます。
贅沢に茶葉を使い丁寧に淹れると、茶に僕の愛情が籠ったように感じられてなんだか嬉しくなりました。
…いけません。
こんな所で浮かれている間も信長様をお待たせしているというのに、何をしているのでしょう。
はやく楽屋に戻らねば!
僕は急ぎ足で信長様の待つ楽屋に戻りました。

「お待たせ致しました!」
楽屋へ飛び込むと、お着替えを済ませた信長様はソファーで寛いでいらっしゃいました。
「蘭丸、そんなに急がなくてもいいんだぞ?」
「い、いえ…。」
優しい眼差しで僕を見つめてくださいます。
僕はその瞳にまた見惚れてしまいました。
ふと、信長様が立ち上がりました。
「蘭丸。」
「はい?」
「お前、今日はやたら顔が赤いな。」
「そ、そうですか?」
まだ汗ばんでいる僕の額に手を当て熱を測るような仕草。一気に近付いた距離に僕の体温はますます上昇します。
「やっぱり熱いんじゃないか?」
「大丈夫ですよ…。」
あなたに見惚れたせいでドキドキして体温が上がったなんて、言えるはずもありません。
「無理するなよ?」
「いや…あの…。」
心配そうに顔をしかめる信長様に、なんだかいてもたってもいられなくなった僕は目を瞑った。
「そうじゃなくて…信長様が、あまりに素敵だったものですから…」
だから、つい顔が赤らんでしまいました。
恥を承知で素直にそう伝えると、信長様は一瞬驚いたように目を見開き、次の瞬間僕をぎゅっと抱き締めました。
「の、信長様!!??」
「蘭丸、お前はかっわいいのう!!!」
「えぇぇ!!??」
「可愛い可愛い、実に可愛いー!!!」
「く、苦しいですよ、信長様…!!」



まとめ:
きょうの信長様は、
いたく御機嫌なご様子でした。

おわり。



...........


はい。すみませんでした←

某ローカルテレビ局にて
先日まで放送されていた
戦国鍋TVのユニット
“信長と蘭丸”
の妄想を繰り広げてみました(友人ももちゃんからのリクエストですww)

完全に適当です
不完全燃焼すぎます←
ごめんなさいでした!!!!


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