約2か月にわたり

書き連ねてまいりましたが

「流産」をテーマにした体験記は

今日で、ひとまず

最後にしようと思います。



自分の心の整理のために

書いていたところが大きいのですが

読んで下さった方に

温かい声をかけて頂いたり

嬉しいこともたくさんありました。



本当、個人的な記録に

お付き合いいただき

ありがとうございました。



まだまだ、娘のなきがらと対面した時のこと

不妊治療の末、子供に恵まれなかった義姉からのメール

励まされた本の事

息子氏の不思議な言動、etc

書きたいことはたくさんあるのですが



書きたいのに

書くことで思いを整理したいのに

ものすごくしんどいんです。

「血を吐く思いで」といいますが

まさにそんな感じ。



これからも、不定期で

思うところを書くかもしれませんが

定期更新には、一区切りさせて下さい。



結局のところ

流産の原因は分かりません。



退院後の健診でも

「『たまたま』だと思ってください」

と、医師から言われ



加入していた保険の請求のため

診断書を書いてもらいましたが

原因は「不詳」。



前置胎盤が原因だったかもしれないし

何かの感染症だったのかもしれないし

胎児に原因があったのかもしれなし

そうじゃないかもしれない。




本当に、流産の原因は様々で

はっきりしないことが多いらしいですね。



分からないから、ついつい

「どうして」って考えてしまう。



答えがないのに、原因を探してしまう。

答えがないから、堂々巡りになって

出口が見えなくて、延々と求め続ける。



でも、きっと、これは

誰かに決めててもらったり

科学的に証明してもらうものでなく

自分なりに見つけていかないといけないんです。



あくまで私の場合ですが

「年齢のせい?」

「あと、10年、いや、あと5年若ければ違ったんだろうか」

って思ってしまったり・・・



「口に入るものはなるべく

 界面活性剤を避けて

 歯磨きも石鹸歯磨き

 口紅もタール系色素は避けて

 紅花色素のにしてたのに

(別に、妊娠・出産目的じゃないけど 

 そして、細かすぎますなw)

 何で?」とか、疑問と言うか

堂々巡りの「原因探し」とか。



思うことは止められないので

「あ、私、こういう風に思ったのね」

と、素直に認めます。



ただ、そこから

「だったら、あの時こうしておけば良かった」

「あの人が、あんな風だったから」

自分を責めたり

人のせいにするのは止めよう。



よく言い尽くされてますが

「人と過去は変えられない」ですからね~。

自分が変わって

未来を創っていかなくてはいけない。


そして、自分の人生や

その節目・節目で

自分で下した選択を否定はしたくない。

自分の人生には

責任を持ってきたつもりです。



これからも、たくさん反省はするでしょうが

済んだことで、後悔ばかっりは

したくないと思っています。



流産率自体が

年齢とともに上がって

40歳になると約半分が流産という

数値も報告されているようです。



ただ、数字で片付けられない思いが

そこには経験された人

そして、その家族の分だけ

あるんですよね。



私は、これからも

自分の人生には背を向けず

責任を持って生きて生きたい。