こんにちは、ほたるです。

クリスマスですね。

子どもが小学生の頃は、トイザラスにクリスマスギフトを買いに行きました。

こんな逸話があります。

長男は小学6年生まで、サンタさんがいると信じていましたが、二男は違います。

「サンタさんって、お父さんなんだよね」と、父親に聞いたそうです。

さて、振り返ります。

術後4Wと7Ｄ　2022年12月25日

大部屋に移って、3日目。

お部屋の方達とは、すぐに打ち解けました。

みんな明るくて、話し好き。

食べ物のこととなると、熱が入ります。

そして、何よりありがたいと思ったのは、みんなカーテンを全開にしてくれることです。

起床と共に、カーテンを開け放つ。

パニック発作がある私は、混んだ電車やエレベーターなど閉鎖的な空間がとても苦手なので、病室の

カーテンを閉め切られると窒息しそうでした。

だから、カーテン全開にしてくれて、本当に助かります。

大部屋に移ってからはお部屋の方を誘って、朝日を見に行くようになり、この日も窓辺に並んで眺めていました。

ふと振り返ると、後ろに他のお部屋の方が何人か、窓辺の方を見ています。

ナースに「セロトニン、浴びてー」.と言われて、朝日を眺めに行っていたのは毛利さんと私の二人だけでしたが、噂が噂を呼んだのでしょうか。

いつの間にか、大人数になっていました。

7時頃、ナースのジョウさんがそこへやって来て、言いました。

「朝日が眩しいねぇ。そして、盛況だね。ところで、今日は何の日でしょう？」

ベーナさんが「ケーキの日」と、嬉しそうに、すかさず答えると、一瞬みんな呆気に取られました。

ジョウさん「違いまーす。今日は体重測定の日です。9時になったら、体重計のところに集まってね」

あたがち、ケーキの日も間違ってはいません。

ですが、クリスマスと言った方が無難だったのではと思ったのは、私だけではなかったはず。

クリスマスには、お昼ご飯にケーキが出るという噂で、お部屋の方達と持ちきりでした。

「いちごケーキらしいけど、なんちゃってケーキじゃない？きっと、フェイクだよ。だって、カロリー制限に、糖質制限かかってるんだからさ」

「いちご色した、かぼちゃのムースかもね」

妄想が止まりませんでした。

ですから、ベーナさんが興奮気味になったのも、頷けます。

そして、待望のお昼ご飯がやってきました。

サイズこそ小さいけど、まさかの本物のケーキでした。

泣きながら、頂きました。

それは大げさですが、人生で一番美味しいケーキでした。

そして、談話室には。

スタッフがツリー。

メリークリスマス🎄

皆さん、よいクリスマスを。

人生で一番美味しい〜術後4Wと7Ｄ 2022年12月25日