　　『人が健康である為には病気を予防する事が重要である』当たり前の事のようですが、東洋医学的には今から2000年以上も昔からの考え方です。

　病気の予防と聞いて直ぐに思い浮かぶのは、「手洗い、うがい、マスクの着用等で感染する病から身を守る事」や「適度な運動などで身体を鍛えておく事」ではないでしょうか？

前述の考え方ではこれに加え、「精神の安定」「自然との調和」が重要とされます。

　そういう意味では季節は春、『肝・胆』に影響が深い季節と言われています。

特に『胆』は「決断を司る」と言われ、精神状態に大きく関わる臓器とされています（『胆力』という言葉もありますね）。

　春先は仕事の面でも学業の面でも、またそれに伴う生活面でも決断を迫られ、ストレスが掛かる事が多くありませんか？

　眠れなかったり悪夢を見たり、訳もなくイライラしたり憂鬱になったりしていませんか？

『胆』の使い過ぎが原因かもしれませんね。

　気になる方は『肝・胆』≒「肝臓・胆嚢」を養生すると楽になるかも知れません。

五月病の予防にも…、一度お試し下さい。

温めて養生する：　

　　「冷えは万病のもと」などと言われ、健康を保ち免疫力をＵＰするには身体を温める事が肝要とされます。

　　「肝・胆」においても同様で、漢方薬には『温胆湯（ｳﾝﾀﾝﾄｳ）』と言われる処方もあり、「肝・胆」を温める事が不調の改善につながります。

お風呂でよく温まる事や当院の過去のブログをご参照ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　➡　過去ブログ

食べ物で養生する：　

　　「肝・胆」に良いとされる食材はキャベツ、玉ねぎ、トマト、ピーマン、ふき、ゴボウ、アサリ、シジミ、鶏レバー、豚レバー等です。

　　中でも玉ねぎ、ふき、鶏や豚のレバーは身体を温める作用があると言われており、日中の温かさで油断して薄着や冷たい飲食物で冷やしてしまったこの時期の身体を、回復させるのに効果的です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　➡　「肝・胆」に良い食材

均整体操で養生する：　

　　身体均整法にはご自身で背骨を調整する体操法が有ります。

次回その一つをご紹介いたしますのでお試し下さい。

身体均整法で養生する：　

　　身体均整法には「肝・胆」の調整だけでなく、皆様方の体調管理のお役に立つ多くの手技がございます。

お近くの身体均整院で、是非ご体験ください。

身体均整法の施術を受けたい方は　　　　　

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『胆』を癒して精神面から来る体調不良をストップ、「五月病対策にも…」