昨夜の,泣くな,はらちゃん,は2回目もテンションが保たれていた.乗ってきた感じ.長瀬智也は,歌姫,をはじめ,本当に“ありえない設定”のコメディが似合う.岡田さんの本も調子がいい.久々の本領発揮という気がする.でも,まだ,先は長いからな.やはり,収束するかが心配.
そのあと,チャネルを4から8に切り替えて,ストロベリーナイトのオムニバスSPを観た.本編はほとんど観てないのだが,竹内結子が関西弁を操る怪しい姿で潜入捜査する役を演じるというので.竹内さんの関西弁は,朝ドラの,あすか,以来の気がする.懐かしいな.役としては,ストロベリーナイトの女刑事ではなく,チームバチスタの栄光の苦情聞き係,とか,はやぶさの宇宙おたく,のような間が抜けたところがある方が似合っていて好きだけどね.
もう何日も経ってしまったけど,剛力さんのビブリア古書堂の事件手帖,の2回目はテンション的にはちょっと落ちていたかな.まあ,本来の落ち着きにもどったとも言えるけど.
朝日新聞の昨日の夕刊だったかな,このクールのドラマについての批評座談会が掲載されていたけど,はらちゃん,の評価はやはり高かった,対象外の深夜枠を含めると,瑛太と松田兄のまほろ駅前番外地,を推薦する声もあった.私も1票.
あと,単純なストーリーと思って観始めたNHK BS,戸田恵梨香の,書店員ミチルの身の上話,が予想外に先の読めない展開となっている.原作は佐藤正午.代表作の,永遠の1/2,は知っていたけど,あれから30年近く経って,このお方の作品にドラマとは言え出会えるとは思わなかった.
寒いので,余計テレビにしがみついているかも知れない.通勤で,小川洋子を読んだりもしてるけど.
<追記>
きのうの午後は少しドラマを休んで,レンタルした映画・阪急電車を観た.
原作は文庫化される前に買って最初の方は目を通したのだが,面白いけど,ちょっとな.なんというか,北村薫的な軽さが感じられて,読み切れなかった.作者の有川浩が女性だ,ってことも知らなかったしな(笑).
文庫がとても売れたと昨年評判になっていたので,映画なら観れるかな,と思って借りてみたのだが,最初の方の中谷美紀にちょっと違和感(どうしてもこの人には,ケイゾク,を演じた怪女優のイメージが;嫌われ松子の一生,もそうだったけど)があったが,ウェディング・ドレスで披露宴の客として出席するあたりから,ふふん,という感じとなり,あとはコミュニティから外れた女性同士の連鎖のオムニバスとして楽しめた,戸田恵梨香と相武紗季が親友というのが新鮮だったな.この2人の共演って,あったかな?相武さんの方は友情出演だそうだが,誰との友情なんだろう?
話は大きくそれたが,エンディング・ロールに岡田さんの名前が出たのは驚いた.なるほど,さすがにやり取りの描写はうまいものだ,と納得.