明治期の人たちはどうして こうも気骨な人たちが多いのだろう?

この間からNHK「坂の上の雲」を見ていて感心していた。
もちろん小説でも読んだしドラマだし、それはわかってるのだが感心しきりである。
さすがNHK。脇役も名優を揃え、そしてセットや風景の
撮影もすごい!!

そして昨日読んだこの本、「無人島に生きる十六人」
(須川邦彦 著)
明治期の海人(うみんちゅ)の和魂洋才、吸収力、バイタリティはすごい。
海での艱難辛苦、苦境を乗り越えてきた実体験に裏打ちされた正確な知識・経験。
それらが鋼(はがね)のようなバネとなり、打ち勝っていく。
三人寄れば文殊の知恵。十六人 一致団結したその統率力。

現在はケータイ族も含めて、何かとお手軽に手に入り
我慢の足りない人が多い。
50を越えたサラリーマンとして、いろいろ考えさせられた本です。