「お盆休みその２」
8月15日は靖国神社に行きました。
この特別な日に参拝したのは、初めてです。
八王子のメンズ（ミドル）の皆さんが、その日は靖国神社と、若かりし頃によく行ったという「赤プリ」が無くなってしまうので、是非お別れに行きたいということで、靖国神社参拝の後、地下のレストラン紀尾井に行くツアーとなりました。
自分のとこの菩提寺にも行きましたよ。
三ノ輪の浄閑寺で、父方のご先祖さまが眠っています。
浄閑寺はかつて遊女の投げ込み寺で、永井荷風が愛したお墓としても有名です。
永井荷風と遊女たちのお墓に刻まれている碑には「生まれても苦界 死しても浄閑寺」の文が刻まれています。
苦しい時にはわたしも「まぁ人生こんなもんだから・・・」とこの文を胸で唱えます。
この文のニュアンスは、とても下町らしく大好きですし、すごく解るニュアンスです。
やはり私も、亡くなった父が終戦まで浅草の金竜小学校に通ってました関係で、下町ＤＮＡが僅かに入っているからかも知れません。残りのＤＮＡは八王子です（笑）
昭和50年頃の浄閑寺まえ。
写っているのは、写真家のアラーキー。
アラーキーさんはもちろん浄閑寺が菩提寺で、実家が浄閑寺前の下駄屋さんだったのですよ。この写真に写っています。隣が、おばあさんのやっているおせんべい屋さんで、よく覚えています。。。
この写真は、浄閑寺隣の喫茶店レオのマスターに見せていただきました。