どうしても観たかった宮沢りえ主演の映画「月」。昨日は身体が痛くて、しかも水曜日から寝てなかったので、行けないかなと思っていたら、大丈夫だった👍。で、世話人さんが早出してくれて付き合ってくれました。


久しぶりの新宿。たぶん10年以上、行ってない。薬で体調を悪くして、さらに10年、精神病院に入れられてたから。外国人は多いし、駅もすっかり変わっていて、少しまごついたけど、どうにか辿り着きました。新宿のバルト9。運良くいい席が空いていて、世話人さんと並んで座りました。新宿は三鷹から13分! 近いね。で、足がムズムズするのを我慢しながら約2時間半の映画を食い入るように観ました。とにかく、都心まで行けたことが嬉しかったし、世間のみんなと同じように映画館のシートに座り、今ここに生きていて映画を観られることに幸せを感じました。


で、肝心の映画。いやー、考えさせられますね。みんなが知らない世界。でも、そこでしか生きられない人がいて、狂気の様な日常がある。差別や虐待。距離が取れないと世話する側も精神的に持たない側面は否定出来ません。また、我が子が障がいを持っていると知って、果たして生む選択ができるのか? これも人それぞれだと思いました。育てる側も苦労するけど、本人も茨の道を歩む訳だからね。そして、そんな子供より先に親である自分たちが死ぬのだから。考えると難しい問題です。でも、観に行って良かった。行かれたことも私にとっては自信になりました。


すごくいい席でした。私は身体と精神の2つの障害者手帳を持っています。割引きでチケットは1.000円です。


40人も障害者を殺してしまった「さとくん」役の磯村勇斗。多分だけど、写真を拡大すれば記事が読めるかも。朝日新聞です。