グループホームの仲間が入院したことは以前書きましたが、彼女は今も入院中。ご両親は岡山に住んでいます。


私がご両親のことを、精神疾患の彼女から逃げたと言ったら、世話人さんは親にも親を卒業することがあってもいいんじゃないかと言っていました。重い言葉です。私は考えさせられました。彼女が幼い頃から彼女の病に振り回され、ついに東京から岡山に終の住処をえたご両親。東京の住まいを売り払うときの決意は相当なものだっただろうな、と想像できます。お父様は現在86歳。もういいでしょう。ゆっくりと余生を夫婦で過ごしてもらいたいものです。


しかし、病気は周りも巻き込みます。特に精神疾患はその傾向が強いというか、救われない面が多いような気がします。どこかで一線を引かないと、自分達まで振り回されて人生を狂わされてしまう。私もその一人ですが、自分を守ることも大切だと心から思います。難しい問題ですけどね。