枯れかけた花に水を遣る手は
白く細い指先で
見上げる先には脆弱な空と消え入りそうな太陽
私の想いは指先から零れ落ちて
もう二度と元には戻せないんだ
散り散りになった欠片を拾い集めて
必死に修復しようとする
花びらを掻き集めて、一輪に戻そうとするかのように
欲しいものは確かにあった
夢の中なら届きそうな気がした
夢から醒めるぐらいなら、いっそ終ればよかった
報われないと知ったあの日、一思いに終われれば良かった
枯れ欠ける花、朧月夜
この声が届かなくても
もう一度、咲き誇るなら
許される場所で
枯れかけた花に水を遣る手は
白く細い指先で
見上げる先には脆弱な空と消え入りそうな太陽
私の想いは指先から零れ落ちて
もう二度と元には戻せないんだ
散り散りになった欠片を拾い集めて
必死に修復しようとする
花びらを掻き集めて、一輪に戻そうとするかのように
欲しいものは確かにあった
夢の中なら届きそうな気がした
夢から醒めるぐらいなら、いっそ終ればよかった
報われないと知ったあの日、一思いに終われれば良かった
枯れ欠ける花、朧月夜
この声が届かなくても
もう一度、咲き誇るなら
許される場所で
心の中に空洞ができた気がする
だけど、何かを失ったからじゃない
心をあげたから
それだけのこと
鎖で雁字搦めだったけど
解いてくれたから
そっと置いてきた
役に立たなくても
いつか貴方を守れるように
かつて魔女が語りかけた
欲しい言葉を求めて
鏡に映るのは
現実以上でも現実以下でもない
鏡の中に在るのは
自分以上でも自分以下でもない
欲する言葉を得るために
その言葉に足るものを備えなければならない
だから、妥協してもいけないし、過大評価してもいけない
愛されたいのなら、それに値するものを
差し出せるように髪を梳き
肌を磨き
心の中に悪魔が巣食わないようにする
ねぇ、珍しく泣きそうで
こんな夜には雨がよく似合う
出逢った日に別れの覚悟をして
今まで見ないフリをしてきた
離れ離れを宣告されても
平気なフリをしているのに
時に言葉が胸を刺し、柔らかな心を抉り取る
真実なんて分からないし、知る由もない
だけど、許されるなら、私の温度、押し付けたいよ
あの頃は幸せだった
温かな笑顔に囲まれて
柔らかな日々だった
あの頃の記憶があるから
今が苦しいのかな
いっそ幸せな事も辛い事も全て忘れてしまえれば
楽になるのかな
愛しいのも切ないのも悲しいのもなくなれば
苦痛もなくなる
だけど、それは何も感じないのと同じ
心がないのと同じ
幸せと苦痛は結局切り離せないんだ
あなたが幸せで、私が苦痛なら
ずっと一緒にいられるかな、なんて、
さぞかし歪んだ考えだ
遠く遠く広がる色
混色の果て 境界は曖昧
それでも何処かに繋がっていて
上手く行けば何かが伝わるような気がする
切なさ 愛しさ
届かずに終るなら それでも構わない
けれど、この空に誓う
変わらぬ想い 永遠の愛を
頭ではきちんと理解してるのに
感情が付いて着て くれない
昨日は前向きになれたのに、
今日はまた心が重い
涼しい季節は好きなのに
今年は不安を煽るばかり
静かな夜は好きなのに
今は押し潰されそうな気分になる
どうすれば良いのか
なにをすれば良いのか
分からない
ずっとずっと凍り付いて
立ち止まったままになりそうで
幸せなまま眠りについた日に
戻りたい
そしたら、もう二度と目覚めない
真っ赤に熟れた果実を
甘く優しい声で告げられた鋭い言葉が突き刺した
果実から滴り落ちる蜜は
どこか血に似ていて
痛くて痛くて
涙が止まらなくて
感情なんて制御できなくて
不安定な果実は
地に堕ちるだけ
ぐちゃぐちゃになるまで
堕ちたら
大地に種を植え付けよう