騒音対策6万件超!防音一筋30年!防音業界最大手の株式会社サンオーの公式ブログ -2ページ目

騒音対策6万件超!防音一筋30年!防音業界最大手の株式会社サンオーの公式ブログ

防音工事の株式会社サンオーの公式ブログ。工場、オフィスビル、スタジオ、学校、公共施設、病院、商業施設に至るまで、騒音対策6万件が証明する実績と豊富なノウハウをこのブログで公開。最新の施工実績、防音トレンドをお伝えします。防音壁・防音パネルも好評です。

空調室外機の防音工事の事例です。

施工前


24時間運転することも多い空調室外機。
上の写真のような比較的大きな機種を住宅街等の
静かな環境に設置すると、近隣から音のクレームが起きやすいようです。

室外機の騒音対策は、防音カバーで囲えば音は減衰できますが
熱交換のための空気の流れが確保できません。

弊社では、室外機の吹き出し側と吸い込み側を各々別ものとして考え、
音を減衰させながら、空気の流通は確保する方法をとっています。

施工後



必要な減衰量、目的の騒音値にもよりますが、概ねこの方法で
10~15dBの減衰が可能です。
室外機の騒音対策工事のお問い合わせはこちら!!(弊社HPが新しいウィンドウで開きます)
工場・作業場内の作業環境改善の一環として、騒音対策がございます。

機械設備の運転音や作業音から、作業場内で作業をされている方の耳を
守るため、騒音障害防止のためのガイドラインといった基準もございます。
参考資料:騒音障害防止のためのガイドライン(労働基準局)

作業場内の騒音レベルは、85dB(A)未満に継続的に維持することが求められています。
騒音レベルの高い作業環境では、難聴発症のリスク、疲労の増大等といった
作業員の方の健康が損なわれる恐れがあり、
85dB(A)を超える作業場では、防音保護具の使用・標識による掲示・定期健診等の
対策が必要になります。

騒音低減の対策としては、音を発生させている機械を特定し、
それを防音カバーで囲う等の音源対策が効果的です。
しかし、機能性・作業性等の面から囲うことが難しいこともあります。

その場合の作業場内の騒音レベル低減の一つの方法として
作業場内に吸音パネルを設置し、反射音を吸収することで
場内全体の騒音レベルを下げる方法があります。

この方法は音源と受音点の位置関係・作業場の大きさ・内表面の材質
といった様々な要素で、音の減衰効果が変わるため、ノウハウが必要になります。

闇雲に吸音材を貼るだけでは、音が下がらない例が多くあります。
また逆に、音は大体下がったけれども費用が多くかかってしまった、といったケースもあります。
吸音パネルの効果的な設置場所・費用対効果の高い最適な施工面積を得るためには
理論と蓄積された経験が必要になります。

弊社では騒音対策専門のプロとして、
現地にて騒音の測定・調査・吸音のシミュレーション計算を行い
その程度のお金をかければ何dB音が下がるのか、これを数値化致します。
お客様が希望される減衰量に合わせ、対策を検討・ご提案させて頂いております。

賢い防音対策とは(弊社ホームページが開きます)

作業場内の吸音工事の一例

5dBの低減効果が得られました。
施工前


施工後



工場から学校・介護施設等、様々な施設で利用されているボイラー
騒音の問題となりやすいのは、屋外に排気される煙道からの騒音です

ボーっといった独特の低い周波数の音を発生するため、
空調室外機や送風機といった設備に比べ、
騒音のクレームに発展する確立が高いように感じます

当社では、このボイラーの煙道専用のサイレンサーを
設計・製作しております。

ボイラー専用のため
 ○最小限のサイズで、大きな減衰量
 ○低い周波数の音を効率よく減衰させるための構造
 ○ボイラーON/OFFの温度変化により溜まる水への対策
 ○あらゆる設置場所に対応した自由度の高い設計
といった特徴を備えております

また、サイレンサーを通過する前の煙道からは、
低い周波数の音が透過してきますので、
サイレンサーの設置する場所にもノウハウがあります。



ボイラーサイレンサーのお問い合わせはこちら!!(弊社HPが新しいウィンドウで開きます)
介護施設の屋上に設置された空調室外機(ビル用マルチタイプ)
からの騒音クレーム対策のご紹介です。

ご相談を頂いてから、
現地調査・お打ち合わせ、深夜の騒音測定
騒音の計算を行い、対策をご提案させて頂きました。

5台あった室外機のうち、周囲が静かになる深夜の時間帯に
運転を行う2台のみに対策工事を行いました。

施工前


施工中

室外機の周囲に骨組みを組んでいきます。

上部の吹き出し側に消音器を取り付けました。


施工後






騒音対策工事のお問い合わせはこちら!!(弊社HPが新しいウィンドウで開きます)

本日は、エコキュートの室外機における騒音対策についてご紹介致します。
先日、エコキュートの防音工事事例の記事を更新したところ、
普段よりアクセスが多くありました。
エコキュートの騒音で困っている方が多くいらっしゃる事を
実感した次第です(先日の記事はこちら

エコキュートは、夜間の電力等を用いて安くお湯をつくる事を目的としている為
深夜の静かな時間帯に運転することが多く、運転騒音が気になりやすいようです。

エコキュートは世の中に広く出回っていますので、
周りの静かな環境にお住まいの方や、
室外機が狭いスペースに置かれていて、騒音の拡散するスペースがない
といった状況で騒音の問題が多く起きているようです。

それでは、弊社のおけるエコキュート室外機の騒音対策事例のご紹介です。

施工前
エコキュートとしては標準的な大きさのものです。


施工中
室外機の周囲に防音パネルを設置していきます

施工後
正面にも防音パネルを設置して、完了です。


エコキュートの室外機を、吸音と遮音を兼ね備えた防音パネルで覆っています。

また、室外機の機能に問題が出ないように、空気の出入りは十分に確保をしています。
空気は通して音は通さず、この一見矛盾したような事を技術的に解決しています。



個人のお客様からのご依頼で、
お宅の裏側にある駐車場からの車のエンジン音を遮断するため、
防音壁の工事を行いました。

お宅と駐車場の間には、目隠し用のフェンスがあり、
強度も十分でしたので、そのフェンスの柱を利用して
防音パネルを設置しました。

一般的な防音壁に必要な基礎や柱が不要になり
工事は、2人で1日で終了でき、全体的な費用もお安く抑えることができました。

また、車のエンジン音という低い周波数の音に対応するため
防音パネルの厚みは、標準の50mmから150mmの特注品で対応をさせて頂き
お客様からも静かになったと実感できる、とご好評でした。

施工前

施工後


防音工事のお問い合わせはこちらから(弊社HPが開きます)

クーリングタワー(冷却塔)は、空調や店舗の冷蔵庫、工場や実験施設等、
幅広い分野で使われています。

クーリングタワーは上部にある大きなプロペラファンが、主な騒音源になります。
またクーリングタワーの冷却水を循環させるために、ポンプが使用されるため、
そのポンプ自体の運転音も見過ごせません。

弊社での防音工事の一例の写真です。

施工前


施工後


クーリングタワーと循環ポンプを含めて防音パネルで囲いました。
また、騒音のクレームが発生している場所との位置関係から、
クーリングタワー上部の吹き出しは消音器は設けずに
エルボ型ダクトで音の方向性を変えることで対処し、
全体的なコストを削減致しました。

防音工事のお問い合わせはこちらから(弊社HPが開きます)
冷却塔の水の循環や、工場等で用いられるポンプ。

1次的な騒音源は電送機(モーター)とポンプ本体です。
この1次的な騒音にかき消されて聞こえませんが、実際には配管からも音は出ています。

10~15dB程度の減衰量であれば、ポンプ本体を防音パネルで囲う事により得られます。
本体からの音が減衰すると、配管からの音が聞こえてきますので
それ以上の減衰を求める場合には、配管への遮音工事をご提案させて頂いております。

また、屋上は建物内に設置されているポンプの場合には、
建屋の躯体に音が伝わる固体伝播音も考慮して、本体と配管に防振装置も設置します。

ポンプカバーの事例写真
施工前


施工後




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住宅街の一角に建てられた食品工場での、事例です。

食品工場内の換気のため、外壁にフードが取り付けてあります。
騒音の発生源はこのフードの内側にある給排気ファンになります。
小さなファンで一般的には、騒音クレームの対象にはなりにくいのですが
人口過密地域のため隣家までの距離が狭く、フードのすぐ近くに住居の窓があり、
十分な距離減衰がないまま、騒音が隣家へ到達しておりました。

騒音対策:施工前



弊社でご提案させて頂いた対策は、騒音源であるファンの音を減衰させつつ
空気の流入は妨げない消音器の設置です。
また防音工事のコストを安くするため、既設のフードを撤去せず、
フードの上から消音器を被せる手法をとりました。

騒音対策:施工後


食品工場ですので、給排気開口には防虫対策が施してあります。

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建物内の換気のために用いられるガラリ。

ガラリからの騒音といった場合、
主な騒音源はガラリの内側にある送風機等が原因のケースがほとんどです。

弊社でのガラリ騒音対策の、代表的な実績写真をご紹介いたします。
この大きさで10~15dB程度の減衰を得ることが可能です。

施工前

施工後


こちらの事例ではガラリに防音フードを設けましたが
意匠やスペースの関係で外側での対策が難しいケースもあります。
その際は、ガラリチャンバー内やダクト内での対策も可能です。

ガラリの騒音対策のお問い合わせはこちらへ!!(弊社HPへジャンプします)