高校生の娘がいますので塾や予備校の勧誘が夜遅い時間帯にかかってきます。
私が出ると速攻でお断りしちゃうんですが、運悪く娘が出るとつかまってしまって(断るのがド下手なもので)、大変な事になってしまいます。


先日も、夜の10時近く、お風呂から出てきたら、娘が予備校の勧誘の電話につかまってしまっていて相手から聞かれるがままに、「○○高校に通っている」とか、「将来は○○関係の学校に進みたい」とか、情報のタレ流しまで・・・。


娘は電話に応対しながらも、私がお風呂から上がったのに気づくと
「助けて!」
と目で訴えてきます。


見ると、PCが立ち上がっているのでメモ帳を開き、しばし、画面上で会話。

「塾の勧誘?」
「うん」
「代わる?」
「うん」
「相手にはなんて言ったの?」
「出かけてることになってる」


おいおい、平日のこんな時間にどこへ行くんだ。飲み会でもあるまいし・・・。
と思いつつ、娘から電話を受け取りました。


娘の言うとおり、相手の言う事を聞いているのかいないのか、とにかく、電話を切らせないようにああ言えばこう言う、相手に反論させない、そして、自分の思うとおりの返事を引き出す・・・そんな感じを受けました。

こりゃ、かなりのツワモノだわ・・・。


どうにかこうにか電話を切った後、娘に
「自分から自分の情報をタレ流すのはよした方がいいよ。」
と言ったら、
「だって聞いてくるんだもん。」


確かに、聞かれたら答えないで済むようにするのは難しいかも。
でも、テキトーに言っちゃうという手もアリだと思うけど。
ま、ネが真面目な娘にはそれすらも無理なんだろうけどサ・・・。


別のある日、この時も結構夜遅い時間帯にかかってきまして、大学生の息子が電話を取りました。
息子は私が塾や家庭教師、予備校関係の勧誘の電話は全部断っているのを知っていますので、いつも上手いこと言って断ってくれるんです。


で、その時は、
「母は今いませんけど、多分、母が出てもお断りすると思いますよ。僕、お宅に通っていたけど浪人したから。」と言っていました。

いつもの息子の定番の受け答えは

「母はいまいません。帰ってくる時刻もわかりません。」

でしたから、あれ?と思いました。


先方は息子が通っていた塾だったんです。

そこ、断っても断っても何度もかけてきて、しかもそのかけ方がしつこくって、困っていたんですが、アレ以来二度とかかってこなくなりました。
息子にはちょっと可哀想だったかなと思ったけど、でも、感謝です!!