法科大学院に入学されている方なら裁判所事務官を思い浮かべるでしょう。


しかし、最近は裁判所事務官を志願する法科大学院生増加で、狭き門になりつつあります。


しかも、年齢制限が30歳までです。


そこで、行政官庁も候補に入れましょう。


国家1種は33歳までです。ただ、年齢制限ぎりぎりだと採用は難しいでしょう。また、国家1種は、新司法試験直前ですし、体調管理のために受験を控えたほうがよいかと思います。東大出身の方など、採用可能性の高い方は別ですが。


国家2種は29歳までです。


国家公務員中途採用は30歳から40歳までです。ただ、倍率が200倍を超える場合もあり、実力だけでなく運も必要であり、確実に合格することは難しいでしょう。


島根県庁は32歳までです。


千葉、長野、和歌山県庁は35歳までです。


山形県庁はなんと39歳までです。


他にも年齢制限を高めに設定している行政庁がたくさんあります。


このように年齢制限を高いところをおすすめするのは、法科大学院修了者でもそのような行政庁では若い方に分類され、採用可能性が高まるからです。


私が年齢制限ギリギリで受けたある市役所では高齢者グループに分けられました。採用側としては若いほうから多く採りたいと考えていますから、高齢者グループに振り分けられるだけで不利です。


なお、政令指定都市等以外の市や町村を受けようと考えている方は、同名のブログ(http://aromanao.blog24.fc2.com/)の記事を読んでいただけると役に立つとおもいます。


また、参考になる書籍として以下のものがあります。





再就職可能な職歴の持ち主(有名なプロダクションの役員って方もいました。)、お金に困っていない方(土地持ちなどの方もいました。)をうらやましく思ってもしょうがありません。




何とか自分の力で生きていくしかありません。




景気が冷え込む中、我々が生きていく方法の一つとして公務員はどうでしょうか。




私は、新司法試験を三振してしまった法務博士です。




三振する前に、国家2種、県庁、市役所、裁判所事務官2種に合格しました。





法科大学院生にとって新司法試験合格が至上命題であるため、公務員試験の情報をゆっくり集めている時間がないと思います。




私も情報がほとんどない中で不安なまま公務員試験に臨まなければなりませんでした(面接のときに新司法試験受験をあきらめたと言うべきなのかどうかなど)。




そんなときに、法科大学院生のための公務員試験の情報サイトがあればよかったなと思い、このブログを作らせていただきました。




公務員試験を受験する上で有益となる情報(参考書など)を載せていますので、法科大学院生以外の公務員試験受験者にも見ていただきたいです。




もちろん、公務員になった後、新司法試験を受験できるのか、すぐに有休がとれるのか、収入はどうなのかといった疑問も書いていきたいと思います。