2004年5月のお話ですが、産能短大通信教育部にて第1回校友会提供スクーリング「産業研究」が開始されました。このスクーリングの主旨は、産能短大OB9名前後が演者としてリレー式に教鞭を取り、各演者はそれぞれの業界、キャリアについて講演します。
IT業界、医療業界、飲食業界などなど様々な業種の第一線で活躍されている方々がお話されるので、大変興味深い内容ばかりでした。
岸田先生は第1回と第3回(私の記憶が間違っていなければ・・・)の2回講演いただきました。先生は飲食業界におけるフード・コンサルティングのスペシャリスト。2005年11月に開始しましたスキップ・ホームページ(注1)に寄稿文をボランティアにてお願いして、お蔭様で約6年間の間に実に65回の原稿をご提供いただき、今なお継続しております。 しかし、スキップ・ホームページも諸事情で昨年秋閉鎖。半年間のブランクを経て、当ブログにて復活させます。
まずは第54回から掲載致し、定期的に第55,56、57・・・・65回を掲載致します。
是非ご愛読の程よろしくお願い致します。
支部長 山本裕一
(注1) スキップとは、産業研究スクーリングで出合った有志で結束したグループ名「スキルアップ スタディ グループ」これらイニシャルの頭文字を取ってスキップと命名。これらグループからグループ校友会「スキップ産業研究友の会」を発足し、2008年5月に校友会理事会にて承認。現在も活動中です。
【第54回】
マ-ケティングの役割③ |
今回は「マ-ケティングの役割」の「ヒドノミクスの価値創造」の具体的な事例をご紹介しましょう。
[1]新時代のマ-ケティングの役割③
(2)新しい価値の創造③
② お客様の価値創造
「ヒドノミクス」の具体的な事例としては、「ディズニ-ランド」と「ラスベガス」がありますが、簡単にご紹介しましょう。「ディズニ-ランド」は日本でも味わえますが、それでもオ-ランドは欠かせません。また「ラスベガス」には行くしかありませんので是非でかけてください。
【ディズニ-ランド】
●ディズニ-ランド・リゾ-トアメリカ・カリフォルニア州アナハイム)
「ディズニ-・ランド」の元祖ですが、周囲の環境から敷地の拡大がなかなか出来ませんでしたが、前面にあった広大な駐車場を活用して、現在は「ディズニ-ランド・パ-ク」「ディズニ-・カリフォルニア・アドベンチャ-」のテ-マパ-クにショップとレストラン街の「ダウンタウン・ディズニ-」で構成し、新しい「ディズニ-ランド」を誕生しました。
●ウォルト・ディズニ-・ワ-ルド(アメリカ・フロリダ州オ-ランド)
「ウォルト・ディズニ-・ワ-ルド」は、テ-マパ-クとして、「マジックキングダム・パ-ク」「エプコット」「ディズニ-・アニマル・キングダム」「ディズニ-・ハリウッド・スタジオ」「タイフ-ン・ラグ-ン」「ブリザ-ト・ビ-チ」「ダウンタウン・ディズニ-」などの大きな施設で構成されていて、1週間いても飽きないほどの楽しさがつまっています。また、大事なことは、自然環境に配慮して建設されていることであるが、その30%にあたる7500エーカーは開発しないで、恒久的に自然を保護しています。さらに、リサイクルや汚水処理なども完全に行っている姿は「ビドノミクス」の提供ばかりでなく、社会貢献も大いに行っていることに称讃されています。
●東京ディズニ-・リゾ-ト
「ディズニ-ランド」「ディズニ-・シ-」に、商業施設の「エクスピリア」と劇場の「シルク・ドゥ・ソレイユ」で構成されていて、何度も何度も足を運びたくなるように、次々と新しい施設を誕生させています。
【ラスベガス】
●ウィン(wynn)
「ウィン」は、ラスベガスのホテル王スティ-ブ・ウィンが世界最大の豪華なホテルを建設した。総工費25億ドルをかけて、2005年4月28日にオ-プンさせました。
「ウィン」は、建設費]16億ドルの豪華ホテル「ベラジオ」の前オ-ナ-で、1990年代に「ミラ-ジュ」「ゴ-ルデンナゲット」「トレ-ジャ-・アイランド」を手がけて、ラスベガスをダ-ティな街からテ-マ性のあるエンタ-ティメント・シティに転換させ、究極のリゾ-トづくりの立役者です。
「ウィン」のテ-マは「夢」、50階建てで2701室という豪華さで、高級ブランド店、高級レストラン、ア-トギャラリ-などラスベガス随一のホテルです。
●ベネチアン(VENETIAN)
水の都イタリアの「ベニス」をテ-マにしたホテルです。ホテルの前は運河があり、ゴンドラ、リアトル橋、鐘楼があり、いよいよ「ベニス」に来たという印象を与えます。入口を一歩入ると、ドゥカ-レ宮殿を模した他界天井にフレスコ画のレプリカが丸天井いっぱいなのを見て圧倒されてしまいます。そして、通路の脇にはニュ-ヨークの「グッゲンハイム美術館」とロシアの「エルミタ-ジュ美術館」の協力を得た美術館があります。
1階は、カジノとレストランですが、2回は、ショッピングゾ-ンを抜けると、運河があり、カンツォ-ネをうたうゴンドラは行列ができるほどの人気です。運河の両脇は専門店とレストランを張り巡らせていて、「ベニス」で最も有名なサンマルコ広場もあり、それを眺めながらのレストランでの食事は素晴らしいの一語です。
1999年に40年以上続いたサンズを建て直したが、2003年にベネチアンタワ-を増築、2007年に別館パラッツオ(Palazzo)をオ-プンし、客室数7,052室になり世界最大のホテルになりました。
●TI・トレ-ジャ-・アイランド(TI:TREASURE ISLAND)
「トレ-ジャ-・アイランド」は、スティブンスの冒険小説「宝島」から名づけられたホテルで、内部にも18世紀の海賊村というテ-マでありましたが、創業10周年を記念してスタイリッシュな大人向けのホテルとして変身しました。名称も「TREASURE ISLAND」の頭文字をとって「TI」としましたが、なじみがないので併記しています。
ホテルの前のショ-は、ギリシャ神話に登場する海の精霊のセイレ-ンをテ-マにした火花を散らすスト-リ-に変わりましたが人気は依然として高い。
●ザ・ミラ-ジュ(THE MIRAGE)
「ザ・ミラ-ジュ」は、 「南海の楽園」をテ-マに、ハワイから運ばれたヤシの木などの木などやフロントは熱帯魚が泳ぐ水槽もあるポリネシア風の雰囲気。イルカの泳ぐプ-ルやミニ動物園やホテルの前の火山噴火は見事です。また、「ザ・ミラ-ジュ」は、環境に配慮したホテルとしても名高い。
さらに、ホテルの前には大きな噴水で、夜になると火山噴火のショ-が1次間ごとに行われ、まさに圧巻です。
●シ-ザ-スパレス(CAESARS PALACE)
ラスベガスの中で超一流のホテルで、その名はパリのリッツと同じように全世界で知られています。その建築はグレコロ-マン様式で「古代ロ-マ帝国帝王シ-ザ-の宮殿」です。「フォ-ラム・ショップ」というショッピングセンタ-を併設させましたが、モ-ルは古代ロ-マを復元して、世界に名だたるブランド・ショップが入店しています。
このショッピングセンタ-の圧巻は通路の天井は朝焼けから日没、星空までの24時間の移ろいを1時間で見せていて、これが後発のホテルのショッピング街に活用されました。また、ホテルの増設、劇場の開設によって、世界的な歌手が古代ロ-マの円形劇場に倣った大ホ-ルでのショ-が楽しめます。
●ベラジオ(BELLAGIO)
「ベラジオ」は、北イタリアのリゾ-ト地コモ湖畔にある高級保養地の村の名前をモチ-フにして、ヨ-ロッパの伝統的なリゾートを再現しています。大通に面した前庭には大きな湖があり、池には1,000を超える噴水口があり、70mの高さまで吹き上げる水と光のイルミネ-ションのショ-は見事です。
フロント・デスクの前には、緑あふれるパティオが見渡せ、天井にはガラス細工の花を咲かせています。ロビ-の奥にある音質は、季節ごとの花が一杯飾られ豪華です。
●パリス(PARIS)
「パリス」のテ-マは、フランスの「パリ」の再現です。ホテルのシンボルであるエッフェル塔は、パリの1/2の縮尺で50階建てのビルに相当します。建物はもちろんのこと、ライトアッブまで、まったくパリそのものです。
地上30mの「エッフェル・タワ-・レストラン」は、夜景を見ながら優雅に食事ができます。ホテル正面はオペラハウスや凱旋門など、パリの名所を精巧に復元した建物がズラリと並び、あたかもパリにいる感じです。
●モンテカルロ(MONTE CARLO)
「モンテカルロ」は、地中海の小国モナコをモチ-フにしていて、コ-トダジュ-ルを彷彿させるホテルです。最もエレガンスを感じさせるのは、本家モナコの公営カジノを模した白亜の凱旋門での夜のライトアップは素晴らしい一語です。
●MGMグランド・ホテル(MGM GRAND HOTEL)
MGM映画のシンボルであるライオンのブロンズ像が導いてくれる世界は、巨大なアミュ-ズメントと伸びやかなリゾ-トです。ライオンがMGMのイメ-ジにあるので、ライオンの展示室が設けられていて、鑑賞できます。さすがMGMで、エンタ-ティメントも充実しています。
●ニュ-ヨ-ク・ニュ-ヨーク(NEW YORK NEW YORK)
「ニュ-ヨーク・ニュ-ヨーク」は、ニュ-ヨ-クの摩天楼をそのまま持ってきたホテル・エンバイア-・ステ-トビル、クライスラ-ビル、センチュリ-ビルなど12棟の高層ビルの再現。ホテルの周囲は、自由の女神やブルックリン・ビレッジまであります。それにも増してホテルの周囲を駆け抜けていくジェットコ-スタ-は圧巻です。
●ルクソ-ル(LXOR)
「ルクソ-ル」は、高さ101m、36階建ての巨大なピラミッドとスフインクスを再現したホテルです。夜間はその頂上からは強烈な光線を放ち、幻想的な姿を浮き上がらせています。内部はファフォ王朝時代と、エジプトのレクソ-ル市とカ-ナ-ック市の寺院で発見された遺跡を再現しています。
●マンダレイ・ベイ(MANDALAY BAY)
「マンダレイ・ベイ」は、最高級ホテルの「フォ-シ-ズン」を35~39階に併設している豪華なホテルです。「フォ-シ-ズン」は、カジノがなく、快適なホテル・ライフが楽しめるような工夫がされています。「マンダレイ・ベイ」とはタワ-が共有されていますが、まったく別のホテルとして経営されています。サメ水族館「シャ-ク・リ-フ」は大人気です。