無職になった頃。

 

何か始めないとという気持ちからYouTubeを始めた。

 

自分は顔出しをしたくなかったので、

 

動物系のチャンネルを立ち上げることにした。

 

見本にしようとほかのペット系YouTubeをリサーチしていた。

 

その時知ったのが『もちまる日記』だった。

 

今となっては大のもち様ファンとなったが、

 

初めて見た時はちょっと複雑な感情であった。

 

 

 

まず最初に感じたのは可愛い猫だなと。

 

小さい身体でよちよち歩いたり、

 

心細そうに鳴いたりするのが胸キュンだった。

 

 

 

そして驚いたのは登録者数だった。

 

当時はまだ10万人ほどだったがそれでもすごいと思った。

 

たった4分の動画をあげるだけでこんなことになるのかと…

 

 

 

 

 

ただ動画を見ていくうちに何か引っかかるものを感じた。

 

それは猫で露骨にお金儲けをしようとしてる様に見える点。

 

 

 

飼い主の下僕様の主張として

 

このチャンネルはもち様がいなくなった時

 

今までの思い出として残したいとのこと。

 

そのためにYouTubeに動画をあげてると。

 

 

 

しかし、思い出を残したいだけなら

 

動画を撮って保存するだけでいいのではと。

 

お仕事も忙しいのにわざわざ編集してYouTubeにアップする必要があるのか疑問だった。

 

 

 

あと、もち様を飼い始めた初日から動画をアップしてる点と

 

毎日投稿してる点を見ると、

 

YouTubeに対してかなり用意周到だった感じがする。

 

動画に広告をつけたり、企業案件も受けている。

 

猫を飼うことでお金を稼ぎたいなという気持ちが

 

どこかにあったのかなとも思った。

 

 

 

動画でよく見るもち様の気持ちを代弁するスタイルもファンの人は

 

どう思ってるのだろうか。

 

『かりんとうを食べてたらう〇ちを食べてると心配された…』

 

『連絡なしで朝帰りしたらブチギレられた…』

 

といった感じの動画があがっているが

 

本当にもち様がそう思ってるかは謎である。笑

 

 

あと、『寝てる猫の隣でおならした…』

 

これはちょっと面白かった…笑

 

 

 

普通の日常ではありえないもち様にメントスコーラを見せたり、

 

別のチャンネルで流行ったトレンドをいち早く取り入れ

 

企画を丸パクリしてること。

 

これらは収益を稼ぐためにYouTuberがしてることと全く同じに見えた。

 

もち様との思い出を残したいだけなら

 

何故普通の日常の様子を撮影しないのか。

 

 

 

『もち様でお金を稼ぎたいから…』

 

という風に見えてしまった。

 

 

 

 

 

上手くまとめられなかったが、そういうことを感じてしまったので、

 

自分は動物系YouTubeを始めることを躊躇した。

 

ペットをお金儲けの道具にするような感じがしたからだ。

 

YouTubeのためでなく大切な家族の一員として接していきたかった。

 

 

 

 

だが結局チャンネルをスタートすることにした。

 

自分がたどり着いた結論は

 

『わからない』

 

ということ。

 

 

 

普段の日常ではないことをして

 

人の目を引く動画を作り、収益をあげることが

 

良いことなのか悪いことなのか

 

自分にはわからなかった。

 

 

 

いち早くトレンドを仕入れて大勢の人の興味を引き、

 

再生回数を増やしチャンネルを大きくすること…

 

ペットを使ってお金儲けをすること…

 

今でもしっくりこない。

 

 

 

だが自分が考えたのは、もちまる日記のように

 

たくさんの人に見られてるということは

 

たくさんの人を喜ばしてるということではないかと。

 

自分のペットの魅力を伝えてファンを作り収益を得ることは

 

決して悪いことではないような気もする。

 

現にもちまる日記は多くの人に愛されている。

 

登録者にいい影響を与えているように見える。

 

 

 

結論

 

また気が変わるかもしれないが、

 

自分のペットを大切にする気持ちを失わないように

 

動画を投稿しようと思った。

 

 

あとペットでお金儲けは悪いことだととらえる人も

 

下僕の立場になったら意見も変わるのではないかと…笑