私がまだ小さかった頃、
よく父とおふろに入っていました。
私は、
腕を広げて浴槽にのっかかっている
父の間にいて、
潜ったりそのまま一回転したり
はしゃいでいました。
父が、空気を入れて
大きくまるく膨らませたタオルを
私が握って小さくしていく。
楽しくて何回も何回も繰り返してました。
何をしても楽しくて
夢中でわらってた記憶。
このときの夢中で笑っていた感覚が、
父がなくなる前に、
ふたりでダムで鯉を手掴みして
バケツに突っ込んだ感じと
とても似てるな~と思い出しました。
子どもが潜れるくらいのお湯は
大人にとっては
だいぶぬるかっただろうと
今になって思います。
それでも飽きずに遊んでくれた父。
時は大きくながれて、
子どもたちが小学生か幼稚園の頃の夏休み、
「おふろプールするー!
お母さん、おゆいれてー!」
と言われ、私はぬる~いお湯をおふろにはり
その中で潜るは泳ぐわおおはしゃぎ。
何してもオッケー状態。
半分くらい張ったお湯は、
上がるときには足首くらいになってる。
私が子どもの頃と同じように
ゲラゲラと笑っていた子どもたち。
無意識だったけど、そうやって
私が父にしてもらったことを
子どもを通して再現して、
父を思い出して癒されていたんだと
思います。