「返報性の法則」について。
僕がこの法則について
思考を深掘りするようになったのは
メンタリストDaiGoさんの
「一瞬でyesを引き出す 心理戦略。」と
いう本を読んだのがきっかけです。
この本で、脳では分かっていることなんだけど、上手く表現できなかった「返報性の法則」を
DaiGoさんは分かりやすく言語化されていました。
それのおかげで「返報性の法則」について
自分でもさらに深掘りすることができました。
「返す」ことによって自分の心の波が
一番落ち着く場所に持って行こうとする。
たとえば、昼時の奥様方が喫茶店でお茶会を
楽しんだ後、「ここはわたしが払います!」と
伝票を奪い合っているのも関係している。

この「返報性の法則」は
ビジネスや人間関係の構築にも
すごく生きている。

僕は「返報性の法則」を深掘りしていくと
自分なりのある一つの答えに辿り着いた。


「先手必勝」


「返す」ことに縛られず、
「与える」側に回る。

有名な「give & take」だ。

世の中の俗に言うお金持ちや成功者の方は
極端にギバー(与える)だ。
また、言葉は汚いが貧乏と言われる人、
自分のお金が回っていない人、
実はこれもまた、ギバー(与える)だ。
しかし、この際のギバー(与える)は
もう一つの言葉が入る。「自己犠牲」だ。
自分にその先が返ってこない人たちに
与え続けている。

それは誰か?

テイカー(もらう)だ。
俗にいう小金持ち。
彼らは非常にタチが悪く、
貰うことでお金を稼ぐ連中だ。
たとえば
クライアントとの初めての会食で
奢ってもらい、「よっしゃ、ラッキー」と
思う連中だ。

けど、彼ら(テイカー)は、お金持ちのギバーには
相手にされない。
お金持ちのギバーたちは
人を見抜く力、つまるところ、
「この人に何か与えたら返ってくるのかな?
いいや、返ってこない。」と思ったら
すぐに距離を取る。
テイカーたちがどこから「貰う」かとなると
自己犠牲たちのギバーだ。
その縮図はピラミッド状になっている。

だから人を見抜く力は物凄く大切な
選択術だと言える。
僕の知っている成功者の方たちは
呼吸するように無意識的に
与えることを選び、そして人を見抜いているから
恐ろしい。笑

「お金持ちのギバー」と表現しているが
決して、「お金持ちだからギバー」ではなく、
「ギバーだからお金持ちになれる」ということだ。
問題はその「与える人」。
テイカー思考にはスッと距離を取り
同じギバー思考の人たちに与えること。

ギバー思考の人たちは
貰ったものは大きく返すことを
怠らないから、相乗効果で成長していく。

日常の小さな事から「ギバー」を意識して行こう。