情景が見える音  -1370ページ目

最近

ちょっとだけ音色が変わってきたかも。。。

バンドリハとか、自分の演奏RECして聴いてみると本当に
凹むこと多いんだけど、

だんだん中身の詰まった音になってきた気がする。


楽器弾いていていも、その人の演奏ってその人の歌にそっくり
だと思うのは私だけかな???

歌とか管楽器でなくたって、呼吸の入れ方がもろ音に出る。


だから結局うたうになるだよね。どんな楽器奏でていても。
だから、自分が出ちゃう。いい面も悪い面も。


自分がちゃんとイメージできていないと自分らしい音すら鳴らない。


私が長年愛用してる楽器はものすごくデリケート。


師匠と同じ制作者の楽器です。
話すと長いからここでは書かないけど、私は音フェチだから、
師匠の音に少しでも近づきたくてお願いしたもの。

$JAZZが好き! 



ところがこれがとんでもなく手強い楽器だった。(ヨヨヨ・・・・)


まず楽器らしい音になるまでに、毎日何時間も弾き続けて
2年半以上かかった。(正直、あまりの音の変わらなさに
ノイローゼになりそうになった)



繊細といえば聞こえはいいけど、素直で見方によっては


ちょっと「いじわる」な楽器。


自信がない時は自信のない音が出る。
焦っている時はヒステリックな音が出る。


その代わり、「何かが降りてきた」って言うくらいすごいことに
なる時がある。

(う~~ん、でも、まだこの経験3、4回くらいしかないかも・・・)


だから楽器に試されている。


今のしなしなはまだこの程度のレベルだよ。」って。


やっと少し、中身の詰まった音になってきた。音量は大きくはなってないけど、
以前より芯のある音が出てくるようになった。


しなしなが奏でたい「艶のある音、ぶれない音、もっと輪郭がはっきりした音」に少しだけ近づいてきたかも。


でもね。艶はまだ足りない。音もまだぶれている。「くっ」っていう
(「ぐぼっ」とか「ごぼっ」じゃダメなんよ)弾きはじめでもっと
エッジのかかった立ち上がりのいい音はまだ出てくれない。


先は長いよ。


本当の意味で楽器が自分の分身になってくれるまでは。


求めるものは音色だけじゃないからね。
(課題満載~~~)


あせずに徐々に~」で頑張りまっす!