小学3年生の姪っ子が

書いた作文をご紹介します


題名「カラフルな世界に」


わたしが、1学期の図工の時間に友達がこんな会話をしていました。

「男なんだから、ピンクを使うなよ。」

と聞こえてきました。聞こえた方を見てみると、Aくんがかいた絵にピンクの絵の具が使われていて、Bくんが強い口調でもんくを言っていました。Aくんは、こまった様子でだまっていました。わたしはそれを聞いて、いやな気もちになりました。男だから、男らしい色ってなんだろう?

女らしい色ってなんだろう?と思いました。


わたしは、にじ色が好きで、青も赤も黄色も緑も黒も好き。きらいな色なんてない。使っちゃいけない色なんて、考えたことがありません。


わたしはHIPHOPのダンスをやっていて、HIPHOPファッションが家族全員大好きです。クラスの友だちからは、男の子みたいと言われます。

言われると、モヤモヤした気持ちになります。女らしい服って何かな。男らしい服って何かな。と考えました。みんなが女らしい服だったら、自分らしさがなくつまらないと思います。それがこせいだと、私は感じます。


世界には80億人以上の人がいて、住んでいる国も、はだの色も言語もちがいます。好きな色も服も好きな事もちがうはずです。

わたしは国さい交流協会にようち園のころから入会していて、いろいろな国の人と交流しています。みんな、生活も服も食事も文化も日本とはちがいます。

でも、みんなちがって、みんないいと思います。みんながしあわせで、ハッピーだったらいいと思います。そして、世界のちがいをみとめ合えたらいいと思います。でも、やっぱりみんなが同じ考えになることはできないから、わたしや周りにいる人から、少しずつ相手の気持ちを理かいして、大切にしてあげられたらいいなと思います。