努力を積み重ねた後に来る達成感、そんな感覚は人間をハイな気分にさせます。
勝間さんはそれを「味わったら?」と言っているんでしょう?
味わったことがないからなのか、それともそんな価値観に重きを置かないからなのか、ひろゆきはそれには乗らない。

でもさ、アンケートとか、意見箱に入れる投書などが匿名で許されている「現実」はどうなんでしょう?
インターネット発生以前から、実名だと差し障りがあるので匿名で書いてもいいですよっていう日本社会のコンセンサスがあったってことでは?
 言葉だけ立派な奴っていると思う。カイトの友達の舐め坊主という人は、45歳のようだ。スキンヘッドで元ミュージシャン。現在はどうやって食っているのか分からない。まともな勤め人ではなさそうだし、金も持ってなさそうだ。自由を愛しているんだろう。自分を表現したいんだろう。舐め坊主氏の友達で「世界六大陸最高峰登頂」なる偉業を成し遂げた若者がいるらしい。残すはチョモランマのみという状況で、当然挑戦する気らしい。舐め坊主氏はそういう話が好きそうだ。歳を取っても夢を諦めない生き方が好きそうだ。でもそれって失敗した落ちこぼれの夢なんじゃないの?若い頃から順風満帆に生きられていれば、持たなかった夢なんじゃないの?本当にそんな生き方がしたいの?本当は金や社会的な名誉が欲しいんじゃないの?大きな組織に入って働かないと身につかない感覚ってあるし、味わえない醍醐味もある。個人で事業を立ち上げても限界がある。まぁそれが一方的に優越した生き方だとは思わないが、そういうものが手に入らなかったゆえの代替思考で夢を語っているなら、その夢は慰み物でしかないだろう。何か結果を出しているなら黙るしかないが、ただ大きなことを云いながら仲間で集まって遊んでいるだけに見えるんだ。俺が何でこんな手厳しく舐め坊主氏を批判するかというと、カイトの周りに寄ってくる連中がみんな夢を阿片にした落伍者に見えるからだ。歳を取っている分失敗を悟っているケンジ氏にも同じ匂いを感じる。ちなみにカイトがそもそもそういう奴だし、俺もそういう奴だ。だから心配になるのだ。俺が今人には云わないけど抱えている大きな夢も、失敗者の慰み物だと分かってしまうのが辛いんだ。